文学部 人文学科 歴史学コース
朝鮮史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
朝鮮歴史文化論講義 VB
Korean Culture (Lecture V)B
講義題目  朝鮮王朝外交史研究
中央大学文学部 准教授 木村 拓
科目ナンバリングコード: LET-HUM4371J
講義コード:
2023 後期
集中
伊都イーストゾーン 教室
M/J科目 (日本語, 韓国語)
更新情報 : 2023/9/28 (13:19)
授業の概要 朝鮮王朝(1392〜1897)の外交史、特に15〜16世紀の対日外交史(日朝関係史)について、そのあり方の大局を把握しつつ、研究史の流れや争点を確認し、その上で、朝鮮王朝の外交史にかかわる具体的な事象を一つ一つ観察していく。

※2024年2月19〜22日開講予定

(While grasping the broad picture of the diplomatic history of the Joseon Dynasty (1392-1897), especially the history of diplomatic relations with Japan in the 15th and 16th centuries, we will find the flow of research history and points of contention, and then observe one by one specific events in the diplomatic history of the Joseon Dynasty.)
キーワード : 朝鮮王朝、外交、日朝関係、東アジア、外交文書
履修条件 : 事前に参考文献を読み、中近世の日朝関係史に関する基礎的な理解を得ておくこと。
履修に必要な知識・能力 : 漢文読解の基礎的能力があることが望ましい。
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-1 [人文学の広範な知識と理解]
多角的、かつ深く物事を分析することができる。
物事を多角的に深く分析し、問題点等を指摘して、解決方法を示すことができる。 物事を多角的に深く分析し、問題点等を指摘することができる。 物事を多角的に深く分析することができる。 物事の概要を把握することができる。
U_B-3b [歴史学コース固有の課題]
史料を根拠にして歴史的事象を分析することができる。
ある史料の内容を正確に理解するとともに、その他の史料と関連付けながら、当該史料の意義を指摘できる。 ある史料の内容を正確に理解するとともに、その他の史料と関連付けて当該史料を理解することができる。 ある史料の内容を正確に理解することができる。 ある史料の内容の概要を把握することができる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説(又は板書)を主とした形態であり,時折,学生との問答を通じて,関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 主に使用する資料(紙媒体)は授業時に配布します。
参考書 : ・関周一編『日朝関係史』(吉川弘文館、2017年)→特に第2章(中世)・第3章(近世)
・木村拓『朝鮮王朝の侯国的立場と外交』(汲古書院、2021年)→授業の中心的な内容になるので、可能な限り、目を通しておくことが望ましい。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 中世日朝関係史の研究史:1980年まで
3 朝鮮王朝外交史に関する通説的理解の検討
4 各論T:授職制度と受職倭人
5 各論U:対日外交における図書使用
6 各論V:「私交」問題
7 総括
8 論述試験 論述試験 試験の論題については授業中に説明します。

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-1
[人文学の広範な知識と理解]
U_B-3b
[歴史学コース固有の課題]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 70%、授業の最終回に論述試験を行う。
授業への貢献度 30%、投げかけられた質問等に積極的に回答することが求められる。
出席 期末試験(最終回の論述試験)を受ける用件のみに使う。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)