文学部 人文学科 文学コース
英語学・英文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
英語学講義 IV
English Linguistics (Lecture IV)
講義題目  生成文法と言語獲得
准教授 前田 雅子
科目ナンバリングコード: LET-HUM2563J
講義コード:
2023 後期
毎週 木曜2限
伊都イーストゾーン A118 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/2/24 (09:54)
授業の概要 生成文法理論に基づく言語獲得理論の基礎知識を理解する。

(This is an introdoctory course of language acquisition based on the generative grammar.)
キーワード : 生成文法、言語獲得
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-c [言葉の理解]
「言葉」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深める。
言語事実について自ら原理や規則を提案し、その妥当性を検証できる。 言語事実について自ら原理や規則を提案できる。 言語事実に関する既存の原理や規則について、その良い点、問題点を説明できる。 言語事実とそれを説明する規則の関をおおまかに理解できる。
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
英文の文法性の根底にある規則や原理を説明し、その問題点も指摘できる。 英文の文法性の根底にある規則や原理を理解し、類似現象について予測をたてることができる。 英文の文法性の根底にある規則が十分に理解できる。 英文の文構造や意味は理解できるが、その文法性の根底にある規則が十分に理解できない。
B_B1-g [論理的思考能力]
文献などの収集能力およびフィールドや実験などの研究能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力を、各研究分野と中等高等教育分野のほか、様々な職種へ活用できる。
自ら仮説を提案でき、他者の提案についてその良い点、問題点を指摘できる。 他者の提案について、その良い点や問題点を指摘できる。 既存の言語観察や提案について、その良い点や問題点を指摘できる。 既存の言語観察や提案を理解できるが、その良い点や問題点は指摘できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説(又は板書)を主とした形態であり,時折,学生との問答を通じて,関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 板書、紙媒体資料配付
参考書 : 杉崎鉱司(2015) 『はじめての言語獲得』
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 導入:生成文法と言語獲得
2 構造依存性と言語獲得(1)
3 構造依存性と言語獲得(2)
4 移動制約と言語獲得(1)
5 移動制約と言語獲得(2)
6 移動制約と言語獲得(3)
7 「なぜ」と言語獲得(1)
8 「なぜ」と言語獲得(2)
9 削除現象と言語獲得(1)
10 削除現象と言語獲得(2)
11 削除現象と言語獲得(3)
12 パラメータと空主語現象(1)
13 パラメータと空主語現象(2)
14 medial-wh疑問文(1)
15 medial-wh疑問文(2)

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-c
[言葉の理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B1-g
[論理的思考能力]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 50%
授業への貢献度 30%
小テスト 20%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 質問などがある場合は、まずはメールでご連絡ください。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)