文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
モティベーション理論演習(教育・学校心理学)

講義題目  動機づけ心理学の概説と教育課題―グループ活動における学び―
准教授 伊藤 崇達
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2023 後期
毎週 火曜2限
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/10/2 (11:50)
授業の概要 この講義では,教育心理学の基本的な考え方と原理について学ぶ。とりわけ,動機づけプロセスと方法に焦点をあてて進めていく。

動機づけにかかわる理論と実践の関係性について理解を得るために必要な知識や技能を身につけることをめざす。

教育現場に固有の心理社会的課題について,心理学の見地から深い理解を得る。

(This course deals with the basic concepts and principles of educational psychology, focusing on the motivation process and method.

Students will acquire the necessary knowledge and skills in order to understand the relationships between theory and practice of motivation.

The goal is to get a deeper understanding in distinct psycho-social tasks in educational situations from the perspective of Psychology. )
キーワード : 教育心理学研究 動機づけ ディスカッション 学習 教育 理論 実践
履修条件 : 教育心理学に関する基礎的な知識や理解が必要である。 心理学入門の履修を終えていること。 自らの教えることと学ぶことの経験について,省察し直す力が求められる。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_C-1-2 [研究手法]
それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集できる。
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業の開始までに,Moodleにコースの登録をし,ログインして連絡事項を確認しておくこと。
教育心理学に関する科目を履修していることを前提に進める予定である。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 『グループディスカッション―心理学から考える活性化の方法―』
西口利文・植村善太郎・伊藤崇達 金子書房 2020年
参考書 : 「学習意欲の理論―動機づけの教育心理学―」
鹿毛雅治(著)
2013年 金子書房

「教育・学校心理学 ―子どもの学びを支え、学校の課題に向き合う」
川畑 直人・大島 剛・郷式 徹(監修)
水野 治久・串崎 真志(編)
2019年 ミネルヴァ書房

「公認心理師の基礎と実践Q―教育・学校心理学」
野島 一彦・繁桝 算男(監修)
石隈 利紀(編)
2019年 遠見書房
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション 本授業の進め方や方針について確認します。
上記の教科書『グループディスカッション』を分担して講読する予定です。
次週以降の準備を始める。
2 動機づけ心理学とは何か 文献をもとに概説していきます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
3 動機づけ研究の歴史 文献をもとに概説していきます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
4 動機づけ研究が社会に果たす役割 文献の分担による発表と概説を進めます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
5 動機づけ研究の動向T 文献の分担による発表と概説を進めます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
6 動機づけ研究の動向U 文献の分担による発表と概説を進めます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
7 動機づけ研究の動向V 文献の分担による発表と概説を進めます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
8 動機づけ心理学研究法T 文献の分担による発表と概説を進めます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
9 動機づけ心理学研究法U 文献の分担による発表と概説を進めます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
10 評価とアセスメント 文献の分担による発表と概説を進めます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
11 学習ニーズと教育支援 文献の分担による発表と概説を進めます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
12 実践と研究の進め方T 文献の分担による発表と概説を進めます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
13 実践と研究の進め方U 文献の分担による発表と概説を進めます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
14 教育をはじめ,多様な場での問題,背景とその対応 文献の分担による発表と概説を進めます。 参考資料などを事前に読み,理解する。
15 総合考察とまとめ 総合的な考察を進め,まとめとします。 参考資料などを事前に読み,理解する。

成績評価
観点→
成績評価方法
U_C-1-2
[研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 最終レポートを課す予定にしています。
プレゼンテーション 分担によって発表の機会を設ける予定しています。
授業への貢献度 発表や質疑への関与の度合いによって評価します。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 適宜,必要に応じて行います。Moodle上に連絡先を掲示します。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)