文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
人体の構造と機能及び疾病

講義題目  人体の構造と機能及び疾病(解剖学入門)
非常勤講師(教育学部) 久木田 敏夫
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2023 前期
集中
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/9/25 (13:36)
授業の概要 人体の構造と機能〈生理)について概説するとともに、制御系である神経系との関連性が理解できるように説明を加える。主たる疾患についての解説も行い、最新の脳科学の動向についても言及する。公認心理士に必要な解剖学的な基礎知識を解説することを目的とする。

( Students are able to obtain basic knowledge concerning the structure and function of human body (involving physiology) in respect to the control by the nervous system. Students will learn on the characteristics of the major diseases and will also understand the recent progress in the brain science. The purpose of this lecture is to teach outline of human anatomy to students who want to be the psychological counselor, Certified Psychiatrist. )
キーワード : 基礎解剖学、神経系、脳科学
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-3d [人間科学コース固有の課題]
「人間」・「社会」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深め、学生自ら設定したテーマで論文を作成できる。
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : 解剖生理学(南山堂・高野廣子著)、解剖学講義(南山堂・伊藤隆、高野廣子著)、グレイ解剖学(エルセビア・ジャパン Drake RL等著、塩田浩平監訳)、神経解剖学講義ノート(金芳堂・寺島俊雄著)、大人の為の図鑑/脳と心のしくみ(新量出版・池谷裕二監修)
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ヒトの成長と加齢変化について概説を行う。人体の基礎となる骨格系について解説する。 講義前にMoodelにアップロードする講義資料をダウンロードすること。講義後に講義中に指定された復習課題を各自行うこと。
2 骨の代謝及び疾患について解説する。筋収縮の仕組みを概説し、主な筋について解説する。 同上
3 心臓の解剖・生理について概説し、主たる動静脈及びリンパ系について解説する。肺組織及び肺呼吸の仕組みを解説する。循環器系の疾患についても言及する。 同上
4 神経細胞による基本的な神経伝達の仕組みと制御について概説するとともに、末梢神経系(脳神経、脊髄神経、自律神経)について解説する。 同上
5 中枢神経系(脳および脊髄)の組織解剖学的な解説を行うとともに、脳については種々の部分の機能的役割分担や制御について詳細に解説する。 同上
6 睡眠、情動、学習、記憶の仕組みやその病態等について、脳の解剖学と関連付けて比較的新しい情報を紹介する。 同上
7 視覚、聴覚、嗅覚等を担う感覚器及び泌尿・生殖器、および疾患について解説する。 同上
8 消化器系について組織解剖学的解説を行い消化吸収機構きついて概説する。体の恒常性を維持する内分泌系について解説するとともに、病態についても解説する。 同上

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-3d
[人間科学コース固有の課題]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 講義期間中にMOODLEにレポート課題を提示する。メールにより提出されたレポートを評価する。
出席 各時間での、Moodleコースへの入室記録を使用して出席点とする。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって : メールでの学習相談を随時受け付けます。久木田メールアドレス:kat1activation@gmail.com, kukita.toshio.433@m.kyushu-u.ac.jp, kukitat@dent.kyushu-u.ac.jp

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)