文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
組織心理学演習(産業・組織心理学)

講義題目  組織心理学演習(産業・組織心理学)
准教授 池田 浩
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2023 前期
毎週 月曜3限
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/4/6 (11:10)
授業の概要 昨今、様々なところでウェルビーイングが注目を集めています。組織においても働く人々のウェルビーイングへの関心は高まっています。そこで、本演習では「組織におけるウェルビーイング」をテーマに、ウェルビーイングに関わる心理学の知見を取り上げ、議論します。また、企業をはじめとする企業の取り組みなどを調べその内容を議論して、学術的な観点から考察していきます。

(Well-being has been the focus of attention in many places in recent years. In organizations as well, there is a growing interest in the wellbeing of workers. Therefore, this seminar will focus on the theme of "wellbeing in organizations. Participants will then present psychological research related to wellbeing and discuss it with seminar participants. Furthermore, interventions by companies to enhance wellbeing will be discussed from an academic perspective. )
キーワード : ウェルビーイング、ポジティブ心理学、施策、働く人々の心理
履修条件 : 基幹教育科目「心理学入門」を既に履修済みであること。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
組織心理学の観点から、組織で働く人の心に関心を持つことができる

組織心理学に関わる論文を理解することができる

ウェルビーイングの概念と測定に関する基礎的な知識を身につける
組織⼼理学に関わる基本的な理論や原理を正確に理解している

組織を改善するための取り組みを行うための方法を理解している

自らの意見や考えを明確に表明することができる

組織に関わる出来事について自発的に関心を向け、理論的に説明できる
組織⼼理学に関わる基本的な理論の概要を説明できる

組織を改善するための取り組みを理解している

自らの意見や考えを論理的にまとめることができる

組織に関わる出来事について学習した理論との関連づけができる
組織⼼理学に関わる基礎⽤語をおおよそ説明できる

組織を改善するために、どこに問題があり、何を改善すべきか理解している

自らの意見や考えを表明できる

組織に関わる出来事に自発的に関心をもつ
組織⼼理学の理論や基礎⽤語を知らない

組織がどこに問題を抱えているか分からない

自らの考えを整理できない

組織に関わる出来事について全く関心を払わない
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 : 小林正弥. (2021). ポジティブ心理学: 科学的メンタル・ウェルネス入門
森永雄太. (2019). ウェルビーイング経営の考え方と進め方 健康経営の新展開. 労働新聞社.
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション 本授業の概要と進め方を説明します 本テーマである「ウェルビーイング」について調べる/ウェルビーイングについて復習する
2 ウェルビーイングとは何か ウェルビーイングに関わる概念と知見を紹介します。 ウェルビーイングについて自分なりに調べて理解を深める/ウェルビーイングに含まれる概念を調べる
3 発表と討論 心理学におけるウェルビーイングに関わる研究知見の発表と討論 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する
4 発表と討論 心理学におけるウェルビーイングに関わる研究知見の発表と討論 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する
5 発表と討論 心理学におけるウェルビーイングに関わる研究知見の発表と討論 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する
6 発表と討論 心理学におけるウェルビーイングに関わる研究知見の発表と討論 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する
7 発表と討論 心理学におけるウェルビーイングに関わる研究知見の発表と討論 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する
8 発表と討論 心理学におけるウェルビーイングに関わる研究知見の発表と討論 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する
9 ゲスト講演 ウェルビーイングを実務で実践している方に講演頂きます ウェルビーイングの知見全体を整理する/講演の内容を整理する
10 発表と討論 企業におけるウェルビーイングの取り組みを調べて発表し、全体で討論します 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する
11 発表と討論 企業におけるウェルビーイングの取り組みを調べて発表し、全体で討論します 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する
12 発表と討論 企業におけるウェルビーイングの取り組みを調べて発表し、全体で討論します 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する
13 発表と討論 企業におけるウェルビーイングの取り組みを調べて発表し、全体で討論します 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する
14 発表と討論 企業におけるウェルビーイングの取り組みを調べて発表し、全体で討論します 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する
15 まとめ 全体について振り返ります。 文献・資料を事前に精読して理解する/発表内容と議論内容を整理する

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 講演の内容に関わるレポート(20%)
プレゼンテーション 発表内容の準備、わかりやすさ、学術的重要度から評価します(40%)
授業への貢献度 全体討論における貢献度(20%)
出席 出席状況(20%)

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 必要に応じて随時受け付けます。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)