文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
コミュニケーション論演習(社会・集団・家族心理学)

講義題目  Seminar for Social Psychology on Communication
教授 山口 裕幸
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2023 後期
毎週 木曜4限
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/9/21 (14:03)
授業の概要 この授業は、わかりあえる対人コミュニケーションを構築するための重要条件について社会心理学的視点から考え、理解を深めることを目的としている。
より具体的にリアリティ豊かに問題意識を醸成するために、検討課題を事前に設定した上で、資料映像を視聴し、各自、自分なりの考えを文章化する。そして、互いに自己見解を説明し、意見交換し、討論して、わかりあえる対人コミュニケーションに必要な条件について検討する。

(The purpose of this class is to deepen students' understanding of the important conditions for building understandable interpersonal communication from a social psychological perspective.
In order to foster a more concrete and realistic awareness of the issues, students will watch video materials and write their own ideas after setting a problem to study in advance. Then, they will explain their views to each other, exchange opinions, discuss, and examine the conditions necessary for interpersonal communication that can be understood. )
キーワード : 対人コミュニケーション、理解共有
履修条件 : 特にありません
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
コミュニケーション過程およびコミュニケ−ション行動の心理的メカニズムを的確に説明できる コミュニケーション過程およびコミュニケ−ション行動の概要を説明できる コミュニケーション過程およびコミュニケ−ション行動の基本的な事柄について説明できる コミュニケーション過程およびコミュニケ−ション行動に関する基本的な用語の名称を知らない
U_C-1-2 [研究手法]
それぞれの専門分野に固有の問題設定を理解し、研究手法を正しく身に付けて実践し、必要な史資料や文献を収集できる。
コミュニケーション過程およびコミュニケ−ション行動に関する研究の方法論について自分なりのやり方を提案できる コミュニケーション過程およびコミュニケ−ション行動に関する研究の方法論について自分で調べることができる コミュニケーション過程およびコミュニケ−ション行動に関する研究の方法論について理解できる コミュニケーション過程およびコミュニケ−ション行動に関する研究の方法論について理解できない
U_C-1-3 [表現力]
学問的な討論の場で、他者の意見を理解するとともに、自分の意見を明確に表現し、有効なコミュニケーションを取ることができる。
自分の意見の表明を,その根拠とともに良く構造化された論理的な文章として構成することができる 自分の意見の表明のために必要な情報を,構造化された論理的な文章として構成することができる 自分の意見の表明のために必要な情報を,ひとまとまりの論理的な文章として構成することができる 自分の意見の表明のために必要な情報を文章化できない
U_A-1 [主体的な学び]
深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
指示されない時であっても,自発的な学修を十分に行うことができる 指示された事柄以上の学修を自発的に行なうことができる 指示された学修を十分に行なうことができる 指示された学修を行わない
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし。必要な資料はその都度配布します。
参考書 : 社会心理学キーワード(有斐閣)
社会心理学事典(丸善)
必要に応じて適宜、授業中に配布します。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション&トピック1 服従・同調を引き出すコミュニケーション#1<資料視聴> 設定した課題に基づく自己見解の記録
2 強制的コミュニケーション 服従・同調を引き出すコミュニケーション#2【集団討論】 なし
3 社会的影響 社会的影響を及ぼすコミュニケーション#1<資料視聴> 設定した課題に基づく自己見解の記録
4 同上 社会的影響を及ぼすコミュニケーション#2【集団討論】 なし
5 心理的壁を越える 障がいの垣根を超えるコミュニケーション#1<資料視聴> 設定した課題に基づく自己見解の記録
6 同上 障がいの垣根を超えるコミュニケーション#2【集団討論】 なし
7 信頼獲得 部下の信頼を得るコミュニケーション#1<資料視聴> 設定した課題に基づく自己見解の記録
8 同上 部下の信頼を得るコミュニケーション#2【集団討論】 なし
9 自己開示 自己開示が切り開くコミュニケーション#1<資料視聴> 設定した課題に基づく自己見解の記録
10 同上 自己開示が切り開くコミュニケーション#2【集団討論】 なし
11 家族相互理解 家族が深く理解しあうコミュニケーション#1<資料視聴> 設定した課題に基づく自己見解の記録
12 同上 F: 家族が深く理解しあうコミュニケーション#2【集団討論】 なし
13 チーム・マネジメント チームワーク構築のコミュニケーション#1<資料視聴> 設定した課題に基づく自己見解の記録
14 同上 チームワーク構築のコミュニケーション#2【集団討論】 なし
15 総括 まとめ 全体を通しての課題レポート

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-1-2
[研究手法]
U_C-1-3
[表現力]
U_A-1
[主体的な学び]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 各トピックに対する自己見解のレポート(6回)の内容評価
プレゼンテーション 各トピックの集団討論での自己見解の発表の内容評価
出席 Moodleでカウントして加味します

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時行います。前もってメールでアポイントをとってください。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)