文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
発達心理学講義 I (発達心理学)

講義題目  乳幼児の発達
准教授 田 聡
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2023 前期
毎週 金曜3限
伊都イーストゾーン 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/4/11 (10:24)
授業の概要 定型発達の歩みを辿る乳幼児及び自閉スペクトラム症をはじめとする非定型発達の歩みを辿る乳幼児について理解する。特に、「わたしの育ち」について自己ー他者の関係性に焦点を当てながら整理していくこととする。また、自閉スペクトラム症の発達については、ライフスパンディス・オーダーの視点からその特性である「感覚特性」についても発達の観点からおさえていくこととする。

(The course aims understand infants and toddlers who follow the path of typical development and those who follow the path of atypical development discussed With a focus on the relationship between self and others.In addition, the development of autistic spectrum disorder will also be studied from the perspectiv of developmental ”sensory characteristics,”acharacteristics of the disorder from the viewpoint of lifespan dis‐order.)
キーワード : 定型発達  非定型発達  自閉スペクトラム症  自己と他者  感覚特性 子育て
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
人間形成、発達、成長という現代社会の重要課題について自然科学、社会科学、人文科学の方法による探求について、基礎的知識を理解し、説明できる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 使用しません。
参考書 : 授業の中で紹介していきます。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 本講義の概要について 発達の歩み、「定型発達児及び非定型発達児」について、その概要を整理していきます。 子どもの発達について整理しておく/理解が不十分な部分について整理する。
2 定型発達児の歩みについて@ 母子間のコミュニケーション行動等の発達について新生児期から12か月ころまでの歩みについて概説していきます。 子どもの発達について整理しておく/理解が不十分な部分について整理する。
3 定型発達児の歩みについてA 母子間のコミュニケーション行動等の発達について24か月ころまでの歩みについて概説していきます。 子どもの発達について整理しておく/理解が不十分な部分について整理する。
4 定型発達児の歩みについてB 母子間のコミュニケーション行動等の発達について24か月以降の歩みについて概説していきます。 子どもの発達について整理しておく/理解が不十分な部分について整理する。
5 非定型発達児の歩みについて@ 母子間のコミュニケーション行動等の発達について新生児期から12か月ころまでの歩みについて概説していきます。 子どもの発達について整理しておく/理解が不十分な部分について整理する。
6 非定型発達児の歩みについてA 母子間のコミュニケーション行動等の発達について新生児期から12か月ころまでの歩みについて概説していきます。 子どもの発達について整理しておく/理解が不十分な部分について整理する。
7 非定型発達児の歩みについてB 母子間のコミュニケーション行動等の発達について新生児期から12か月ころまでの歩みについて概説していきます。 子どもの発達について整理しておく/理解が不十分な部分について整理する。
8 自閉スペクトラム症のある子について@ 認識、関係性の発達と知覚感覚過敏(鈍麻)等との関連にふれながら幼少期期から就学期までの歩みを概説していきます。 自閉スペクトラム症の感覚体験等について調べておく/知覚・感覚過敏(鈍麻)について整理する。
9 自閉スペクトラム症のある子についてA 認識、関係性の発達と知覚感覚過敏(鈍麻)等との関連にふれながら幼少期期から就学期までの歩みを概説していきます。 自閉スぺクトラム症の感覚世界について調べておく/感覚体験について整理する。
10 発達支援としての療育について@ 発達的視点に立った早期支援について概説し、具体的にどのような支援を必要としているのかにつて考えていきます。 早期療育について調べておく/理解が不十分な部分について整理する。
11 発達支援としての療育についてA 発達的視点に立った早期支援について概説し、具体的にどのような支援を必要としているのかについて多職種連携の実際等を含めて考えていきます。 必要とされる療育について調べておく/今後の療育の在り方について整理する。
12 育つ側の難しさと育てる側の難しさについて@ 子ども側のもつ困難さと育てる側の困難さの両面から育児について考えていきます。 子育ての難しさについて調べておく/不適切な育児の影響について整理する
13 育つ側の難しさと育てる側の難しさについてA 子ども側のもつ困難さと育てる側の困難さの両面から育児について考えていきます。 育児を取り巻く環境について調べておく/子育て支援について整理する
14 子育てについて考えてみよう 子育てをとりまく環境を理解し、子育てで大切なことについて考えていきます。 育児を取り巻く環境について調べておく/子育て支援について整理する
15 まとめ 自閉スペクトラム症の発達の歩み、及び自閉スペクトラム症のある子の育児ついて考えていきます。 授業全体を振り返っておくこと/子どもの発達についてまとめる。

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート テーマの括りごとに小レポート課題及び15週目終了後のレポート課題を実施します。
プレゼンテーション 多面的な視点からの考え方等を評価します。
授業への貢献度 シェアする時間における積極性や協調性を評価します。
出席 本学規定による。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)