文学部 人文学科 人間科学コース
比較宗教学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 主に2年生
対象学部等:
社会人類学講義 I
Social Anthropology (Lecture I)
講義題目  専門書を読む
准教授 飯嶋 秀治
科目ナンバリングコード: LET-HUM4831J
講義コード:
2023 後期
毎週 火曜2限
伊都イーストゾーン 宗教研 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/8/19 (15:01) 〔テキストは9月末に決めます〕
授業の概要 専門課程に進学して、前期で「比較宗教学概論」で知識を身につけた後、後期にこの「社会人類学講義」で、先行研究を読んだ知識をどのように自らのフィールドワークに活かすかを学ぶようにします。

(In this lecture, we choose an ethnography and learn how to read an academic book in order to bridge academic knowledges and your own theme. )
キーワード : 専門書、エスノグラフィー(民族誌)
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 社会人類学講義では比較宗教学演習のSlackを使いますので、比較宗教学研究室以外の履修者は担当者に連絡をしてきてください。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
社会人類学のアプローチの理解
社会人類学のアプローチを実施できる 社会人類学のアプローチを説明できる 社会人類学のアプローチが理解できている 社会人類学のアプローチが理解できていない
B_B1-b [専門文献の解釈]
専門書(専門家が専門領域について主題を研究する書籍)の読解
複数の専門書を搦め手考えられる 専門書を批判的に読める 専門文献をポイントを押さえて読める 専門書に眼を通せる
B_B2-d [専門的思考方法]
社会人類学の目標を自らの調査に活かすにはどのような翻案が必要か
書籍で読んだことを他人のフィールドにも置き換えられる 書籍で読んだことを自らのフィールドに置き換えられる 書籍で読んだことを説明できる 書籍で読んだことが説明できない
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 専門書を読む際のポイントを押さえ、読んだことを自らのフィールドに応用できるようにします。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : ジェイムスP.スプラッドリー2010(1980)『参加観察法入門』田中美恵子監訳 麻原きよみ訳 医学書院
参考書 : ダニエルL.エレヴェット2012(2008)『ピダハン 「言語本能」を超える文化と世界観』屋代通子訳 みすず書房
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 講義の方針
2 書籍読解のポイント
3 読解1
4 読解2
5 読解3
6 読解4
7 まとめ
8 自らのフィールドへ
9 発表1
10 発表2
11 発表3
12 発表4
13 まとめ
14 知識と調査
15 研究と人生

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_B2-d
[専門的思考方法]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
プレゼンテーション
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 授業内で2度発表してもらう予定で66点。他の発表への質疑やコメントでの貢献で34点にします。
学習相談 学習相談 : shuujiiijima@gmail.comまでメールをください。水曜日の12時〜13時がオフィスアワーです

授業以外での学習に当たって : 共通テキストを読む時間は授業外にしてもらいます。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)