文学部 人文学科

学芸員科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 学部3年以上の学部生・大学院生
対象学部等: 全学部学科
博物館経営論
Museum Management
講義題目  博物館経営論
総合研究博物館 教授 三島 美佐子
科目ナンバリングコード: LET-HUM2062J
講義コード:
2023 前期
毎週 木曜5限
伊都イーストゾーン E110(100) 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/4/3 (17:12)
授業の概要 主に日本の博物館の、組織・施設形態・運営活動等について、事例を元に解説する。また、現代的な観点からの博物館経営(ミュージアムマネージ メント)を俯瞰し、博物館の運営活動への理解を促す。以上をとおして、今後さらに自ら学ぶことへの予備的知識基盤を構築する。
博物館関係者や経営学プロパーをゲストとした特別回も予定している。その場合、原則木曜5限で実施するが、土または日での集中講義として実施する。特別回をリアルタイムで参加できない履修者向けには、その次オンデマンド視聴を予定している。

(This lecture course focuses on museum management in Japan.)
キーワード : ミュージアム、経営、マネージメント、勧告、倫理、リスク、ミッション、ビジョン
履修条件 : 実習を省く学芸員資格取得のための他の科目
履修に必要な知識・能力 : PCの使用、論文・ネット検索技術、パワポの使用
特記事項 ・後期木曜日5限開講、一部集中の予定あり
・レポート、試験があります。単位は試験で判定する予定です。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=49728
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業授業
課題提出型授業

教職 :
資格 : 学芸員
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
卒業単位認定外の科目のため、該当なし
博物館経営に関する歴史・類型・内容・課題等について、幅広い関連書籍・資料の情報もふまえ、自らの言葉で説明したり、自身の考えと客観的一般論を区別して解説することができる。 博物館経営に関する歴史・類型・内容・課題等について関心を持ち、授業から得られた情報を元に、その課題や概要について、自らの言葉で説明したり、自身の考えと客観的一般論を区別して解説することができる。 博物館経営に関する歴史・類型・内容・課題等について、授業内容を要約して説明でき、博物館経営自体の重要性を理解し、興味関心を持てるようになる。 そもそも博物館経営に関心がもてない、内容が理解できない、課題につい等について自分で考えた自分の言葉での記述・解説等が十分にできない
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 ・特定のテーマに関して学生同士でグループディスカッションを行い、その内容を発表するような場合がある
・ゲストの学内外の講師に、博物館経営に関する話題提供をしてもらうことがある
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : テキスト、スライド資料
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 博物館の経営概要(予定、順不同)
2 組織(予定、順不同)
3 財政(予定、順不同)
4 ミッション・ビジョン・将来計画(予定、順不同)
5 評価(予定、順不同)
6 非営利経営(予定、順不同)
7 ICOM勧告(予定、順不同)
8 近年の課題1(予定、順不同)
9 近年の課題2(予定、順不同)
10 マーケティング(予定、順不同)
11 ブランディング(予定、順不同)
12 国外博物館経営事情(予定、順不同)
13 リスクマネージメント(予定、順不同)
14 世界の潮流と課題(予定、順不同)
15 第四世代の博物館(予定、順不同)

成績評価
観点→
成績評価方法

卒業単位認定外の科目のため、該当なし
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 30%前後(予定)
レポート 60%前後(予定)
出席
授業への貢献度 追加点
プレゼンテーション 追加点

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって : ゲストレクチャーの授業回では、事前に指定された文献等を読んでくることを前提とした反転授業形式を採用する場合があります。事前課題は必ずこなしてください。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)