文学部 人文学科

司書科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2020年度以前の入学者
対象学部等:
図書館制度・経営論
Introduction to Library Administration and Management
講義題目  図書館制度・経営論
附属図書館 准教授 渡邊 由紀子
科目ナンバリングコード: LET-HUM2072J
講義コード:
2023 前期
毎週 水曜3限
伊都イーストゾーン B207(12) 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/3/31 (14:27)
授業の概要 図書館に関する法律、関連する領域の法律、図書館政策について解説するとともに、図書館経営の考え方、職員や施設等の経営資源、サービス計画、予算の確保、調査と評価、管理形態等について解説する。

(This lecture course explains about the law concerning libraries, the laws of related areas, and the library policy, as well as the concept of library management, human resources and facilities management, service planning, securing of budget, suvey and evaluation, operation form etc.)
キーワード : 図書館,法律,経営,政策
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 ・受講希望者は本科目のMoodleコースに「自己登録」してください。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=48488
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  司書
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_A-1 [主体的な学び]
深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
図書館の制度と経営に関する理論と実際について,批判的な視点から具体的に説明できる。 図書館の制度と経営に関する理論と実際について,具体的に説明できる。 図書館の制度と経営に関する理論と実際について,基本的事項を説明できる。 図書館の制度と経営に関する理論と実際について,基本的事項を説明できない。
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
図書館の制度と経営について,深い知見を述べることができる。 図書館の制度と経営について,知見を述べることができる。 図書館の制度と経営について,概要を述べることができる。 図書館の制度と経営について,概要を述べることができない。
U_C-2-1 [知識・理解の深化と統合]
それぞれの専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法、研究手法を獲得し、知識を有機的に総合し、論文を作成することができる。
図書館の制度と経営に関する現状と課題について,高い問題意識を持つことができる。 図書館の制度と経営に関する現状と課題について,問題意識を持つことができる。 図書館の制度と経営に関する現状と課題について,関心がある。 図書館の制度と経営に関する現状と課題について,関心がない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説(又は板書)を主とした形態であり,時折,学生との問答を通じて,関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 講義資料(電子媒体)
参考書 : 安藤友張編著. 図書館制度・経営論. ミネルヴァ書房, 2013.3, 194p.
糸賀雅児, 薬袋秀樹編集. 図書館制度・経営論. 樹村房, 2013.12, 216p.(電子ブックあり)
後藤敏行著. 図書館の法令と政策. 2016年増補版. 樹村房, 2016.3, 111p.
手嶋孝典編著. 図書館制度・経営論. 第2版. 学文社, 2017.4, 154p.
永田治樹編著. 図書館制度・経営論. 日本図書館協会, 2016.3, 278p.
日本図書館情報学会研究委員会編. 公共図書館運営の新たな動向. 勉誠出版, 2018.11, 163p.(電子ブックあり)
根本彰編. 情報資源の社会制度と経営. 東京大学出版会, 2013.6, 286p.
柳与志夫著. 図書館制度・経営論. 第2版. 学文社, 2019.2, 158p.
吉井潤著. 事例で学ぶ図書館制度・経営論. 青弓社, 2022.10, 207p.
その他,授業時に適宜参考文献等を指示する。
授業資料 : 講義用資料はMoodleで配布する。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 図書館における制度と経営,図書館をめぐる法体系
2 図書館法(1)
3 図書館法(2)
4 他館種の図書館に関する法律等
5 図書館サービス関連法規(1)
6 図書館サービス関連法規(2)
7 図書館政策
8 公共機関・施設の経営方法(1)
9 公共機関・施設の経営方法(2)
10 図書館の組織・職員
11 図書館の施設・設備
12 図書館のサービス計画と予算の確保
13 図書館の経営評価
14 図書館の管理形態の多様化
15 総括

成績評価
観点→
成績評価方法
U_A-1
[主体的な学び]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-2-1
[知識・理解の深化と統合]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 70%
出席 30% 課題の提出により評価

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 毎回指定する課題の提出状況により出席調査を行い,欠席4回以上の者は期末試験(レポート)の受験資格を失う。
学習相談 学習相談 : 授業前後やメールにより随時相談に応じる。
問い合わせ:watanabe.yukiko.935●m.kyushu-u.ac.jp(●を@に置き換えてください。)

授業以外での学習に当たって : 講義資料や紹介する参考文献等を各自確認すること。
また,毎回指定する参考資料を閲覧すること。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)