文学部 人文学科

司書科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
図書館サービス概論
Introduction to Library Services
講義題目  図書館サービス概論
データ駆動イノベーション推進本部 教授 石田 栄美
科目ナンバリングコード: LET-HUM2074J
講義コード:
2023 前期
毎週 月曜4限
伊都イーストゾーン B219(12) 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2023/4/3 (12:36)
授業の概要 公立図書館を中心に、図書館サービスの変遷、構成要素、閲覧・貸出サービス、レファレンスサービス、情報発信、講座・セミナーなど情報提供の形態と機能、図書館サービスの連携・協力などについて学ぶ。さらに、課題解決支援サービス、障害者サービス、高齢者サービス・多文化サービスなど図書館で行われる具体的なサービスの内容についても学ぶ。また、これらのサービスに深く関係する著作権、情報技術についても学ぶ。

(This lecture course explains about the transition of libray service, the elements of services, in-library use, circulation, reference service, publicity for seminors and lectures, collaborations with other information services institutions. In addition, it explains about problem solving support, the service for he handicappted and the aged, and multi-cultural service.)
キーワード : 図書館、図書館サービス、情報サービス、レファレンスサービス
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 ・資格科目のため単位を修得できなかった場合でも救済措置等は行わない。
・授業開始の2日前までにMoodle上の本科目に登録をしてください。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業 https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=49871
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  司書
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_A-1 [主体的な学び]
深い専門的知識と豊かな教養を背景とし、自ら問題を見出し、創造的・批判的に吟味・検討することができる。
図書館における個々のサービスについて深く理解し、批判的視点から具体的に説明できる。 図書館における個々のサービスについて深く理解し、具体的に説明できる。 図書館におけるサービスについて、具体的に説明できる。 図書館においてどのようなサービスがあるが、理解していない。
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
図書館におけるサービスについて、深い知見を述べることができる。 図書館におけるサービスについて、知見を述べることができる。 図書館におけるサービスの概要を述べることができる。 図書館サービスにおける概要を理解していない。
U_C-2-1 [知識・理解の深化と統合]
それぞれの専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法、研究手法を獲得し、知識を有機的に総合し、論文を作成することができる。
図書館におけるサービスの現状を認識、幅広い知識を持つ。サービス全体においても、個々のサービスにおいても、その課題を指摘することができる。 図書館におけるサービスについて現状を理解し、知識を持ちっている。また、個々のサービスにおける課題を指摘することができる。 図書館におけるサービスについて知識を持ち、現状と課題について関心を持っている。 図書館におけるサービスについて、関心がない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : スライド資料(電子媒体)
参考書 : 小田光宏編著『図書館サービス論』(JLA図書館情報学テキストシリーズU3)(日本図書館協会)
高山正也・植松貞夫監修『改訂 図書館サービス概論』(現代図書館学シリーズ4)(樹村房)
前園主計編著『図書館サービス論』(東京書籍)
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 授業の概要説明、図書館サービスとは何か
2 図書館サービスの変遷、図書館サービスと情報サービス
3 図書館サービスの構成要素
4 情報提供の形態と機能(1):閲覧・貸出サービス
5 情報提供の形態と機能(2):レファレンスサービス
6 情報提供の形態と機能(3):情報発信、講座・セミナー
7 図書館ネットワークの意義と形態
8 課題解決支援サービス・障害者サービス
9 高齢者サービス・多文化サービス
10 図書館サービスと情報技術・著作権
11 館種別図書館サービス:大学図書館のおけるサービス
12 利用者に対する接遇・コミュニケーション、広報
13 これからの情報サービスに関する提案 演習も含む
14 これからの情報サービスに関する提案 演習も含む
15 図書館サービスに関する課題・まとめ 演習も含む

成績評価
観点→
成績評価方法
U_A-1
[主体的な学び]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-2-1
[知識・理解の深化と統合]
備考(欠格条件、割合等)
出席 15% 毎回出席(出欠替わりの小レポートの場合あり)をとる。原則として、欠席4回以上の者は期末試験の受験資格を失う。
レポート 25%
期末試験 60%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : レポートは、授業内での演習と発表で代替する場合がある。レポートの提出、期末試験受験は必ずすること(総合評価が60点を上回っていても、出席やレポートの点がない場合には不合格となる)。また、再試験等の救済措置は行わない。
学習相談 学習相談 : 随時、相談に応じる。授業終了後か、メールにて連絡をとること。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)