文学部 人文学科

司書科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
児童サービス論
Library Services for Children
講義題目  児童サービス論
小郡市立図書館 司書 中村 文
科目ナンバリングコード: LET-HUM2076J
講義コード:
2023 前期
毎週 月曜3限
伊都イーストゾーン B218(12) 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/4/30 (20:42) 〔受講者は、Moodleに受講登録をしてください。〕
授業の概要 公共図書館における児童サービスの意義、サービスの実際について学ぶ。
児童資料の種類や特性について学び、資料評価の演習で理解を深める。また、公共図書館で行われている子どもと本をつなぐ手法を実習により学ぶ。
児童サービスが果たす役割について理解し、子どもの読書活動にとって何が大切であるかを考える。

(Learn about the actual service, meaning of child services in the public library. Learn about the type and characteristics of child materials, and deepen understanding in the exercise of materials. He also learns how to connect children with books at public library. Understanding the role of child services, thinking about what is important for children's reading.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 ・資格科目のため、単位を修得できなかった場合でも救済措置等は行わない。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  司書
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
子どもの読書活動や児童資料の特性を理解する。また、子どもの読書活動の意義や必要性を理解し、公共図書館における児童サービスの実際を身につける。
児童資料の種類•特性や児童サ-ビスの実際について理解し、子どもの読書活動の意義や必要性を十分に理解している。 児童資料の種類•特性や児童サ-ビスの実際ついて理解し、子どもの読書活動の意義や必要性を理解している。 児童資料の種類•特性や 児童サ-ビスの実際について理解し、子どもの読書活動の必要性を理解した。 児童資料の種類•特性や児童サービスの実際についての関心が低く、子どもの読書活動の意義や必要性について理解に達していない。
U_A-1 [主体的な学び]
子どもの読書活動の現状を理解し、公共図書館での児童サービスの問題点やサービスのあり方について検討することができる。
児童サービスを考えるうえで必要な演習や実習の目的を理解して、事前準備等を十分に行い、積極的に取り組んだ。 演習や実習の目的を理解して、事前準備等を行い、積極的に取り組んだ。 演習や実習の目的を理解して、事前準備等を行い、取り組んだ。 演習や実習は行ったが、目的を理解しておらず、準備 も十分でなかった。
U_A-2 [協働]
公共図書館における児童サービスのあり方について、他者と検討し提案することができる。
子どもの読書活動の現状、児童サービスの実際を理解したうえで他者と協議し、多様な発想で効果的な運営の提案ができる。 子どもの読書活動の現状、児童サービスの実際を理解したうえで他者と協議し、効果的な運営の提案ができる。 子どもの読書活動の現状、児童サービスの実際を理解し、他者との協議によって効果的な運営について考えることができる。 子どもの読書活動の現状、児童サービスの実際についての理解が十分でなく、他者との協働に至らなかった。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説を聞くだけでなく、学生自身の実習や複数による演習やディスカッションで理解を深めます。
また、課題等に対する自身の意見や考えをまとめ発表する授業があります。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 毎回、要旨をまとめたプリントを配布
参考書 : 授業の中で紹介
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 公共図書館における児童サービスの意義と目的
2 児童サービスの歴史
3 子どもと読書の現在
4 児童資料の種類と特性:絵本
5 児童資料の種類と特性:物語 読み聞かせ実習の事前準備
6 児童資料の種類と特性:ノンフィクション他 読み聞かせ実習の事前準備
7 児童サービスの実際:読み聞かせ、実習・おはなし会 実習
8 児童サービスの実際:ブックトーク・アニマシオン・行事
9 乳幼児サービスと資料、ブックスタート
10 ヤングアダルトへのサービス、学校図書館との連携
11 児童資料の選択・整理・コレクションの形成
児童資料評価のための比較読み@
演習
12 児童資料評価のための比較読みA 発表
13 児童図書館のレイアウト
児童図書館の運営
14 児童図書館の運営計画 演習
15 児童サービスの可能性・まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_A-1
[主体的な学び]
U_A-2
[協働]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション 実習・演習・発表 45%
レポート 40%
出席 15%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)