人文科学府 人文基礎専攻 東洋思想 分野
中国哲学史 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
東洋思想特論 I
Philosophical doctrines in East Asia (Specialized Lecture I)
講義題目  中国哲学とは何か――牟宗三の捉えた「中国哲学」の世界
准教授 藤井 倫明
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2023 前期
毎週 月曜4限
伊都イーストゾーン 中哲演 教室
M/J科目 (日本語, 中国語)
更新情報 : 2023/2/28 (18:24)
授業の概要 この講義では、新儒家牟宗三の『中国哲学的特質』『中国哲学十九講』などを参考テキストとして、中国哲学の「哲学」としての特質は何なのか、中国哲学と西洋哲学はどのような点で異なっているのか、中国哲学は現代社会においてどのような意味を持ちうるのかといった問題を広い視点から考察します。

(In this lecture, we will consider from a broad perspective the question of what are the qualities of Chinese philosophy as a "philosophy.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MP_B2-b [理論的思考力]
人文科学の実証的な方法と理論的な思考力を身につける。
中国哲学とは何かという問題について論理的に深く考え、自分のことばで的確に説明することができる。 中国哲学とは何かという問題について論理的に考え、説明することができる。 中国哲学とは何かという問題について考え、部分的に説明することができる。 中国哲学とは何かという問題について論理的に考えることも説明することもできない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 『中国哲学的特質』(『牟宗三先生全集』28)、『中国哲学十九講』(『牟宗三先生全集』29)
参考書 : 授業中に随時説明します。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション(授業内容の説明)
2 第一講:中国に「哲学」はあるのか |
3 第二講:中国哲学の主体性と道徳性 | 4)
4 第三講:憂患意識における「敬」「明徳」そして「天命」
5 第四講:天命によって貫かれている「性」
6 第五講:孔子の「仁」及び「性と天道」
7 第六講:仁・智・聖から性、天へ
8 第七講:主観的原則と客観的原則
9 第八講:「性」とは何か―『易伝』『中庸』の系統
10 第九講:「性」とは何か―『孟子』の系統
11 第十講:復性の工夫
12 第十一講:朱子学・陽明学の倫理的性格
13 第十二講:中国哲学の未来
14 第十三講:宗教としての儒教
15 第十四講:総合討論

成績評価
観点→
成績評価方法
MP_B2-b
[理論的思考力]
備考(欠格条件、割合等)
レポート
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)