人文科学府 人文基礎専攻 東洋思想 分野
中国哲学史 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
中国近世近代思想研究 III
Early Modern Chinese Philosophy (Seminar III)
講義題目  宋明思想の思想的資源探索
准教授 藤井 倫明
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2023 前期
毎週 火曜5限
伊都イーストゾーン B-104 教室
M/J科目 (日本語, 古典漢文)
更新情報 : 2023/2/28 (20:31)
授業の概要 前学期に引き続き、宋学的系譜に位置づけられる兪琰の『兪氏易集説』をテキストに用い、宋学の脈絡から「繋辞伝」がどのように解釈され、宋学の思想形成に関わっているのかを解明していく。また、授業の中で、中国哲学関連の優れた研究論文を取り上げて議論し、知見を深めるとともに論文の書き方についても身につけていく。

(n this class, we will elucidate how the "Xici-zhuan" was interpreted in the context of Song studies and its involvement in the formation of Song studies.)
キーワード :
履修条件 : 特になし
履修に必要な知識・能力 : 漢文訓読の基礎知識
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MP_B1-a [一次資料の読解]
哲学および芸術学の領域に関する文献や一次資料を厳密に読解する能力を身につける。
テキスト内の重要語句の出典を周到に調査し、的確な典拠、意義を示すことができている。 テキスト内の重要語句の出典を概ね調査し、基本的な意義を示すことができている。 テキスト内の重要語句の出典を調査しているが、的確な意義を示すことができていない。 テキスト内の重要語句の出典を全く調べることができていない。
MP_B1-c [理論的な分析]
哲学的著作あるいは芸術作品 について実証的に考察し、かつ理論的な分析を加えることができる。
テキストの内容を全て正確に理解できている。 テキストの内容を概ね理解できている。 テキストの内容を部分的に理解できている。 テキストの内容を全く理解できていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
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授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 受講者によるテキストの訳注作業(訓読、日本語訳、重要語句の典拠、意義の確認など)を中心に授業を進める。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 兪琰『兪氏易集説』の「繫辞伝」部分
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション(授業内容についての説明)
2 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
3 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
4 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
5 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
6 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
7 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
8 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
9 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
10 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
11 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
12 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
13 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
14 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習
15 兪琰『兪氏易集説』「繫辞伝」訳注・読解・討論 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
MP_B1-a
[一次資料の読解]
MP_B1-c
[理論的な分析]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
授業への貢献度
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時受け付ける(ただ事前にメールなどで連絡を取る)

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)