人文科学府 歴史空間専攻 日本史学 分野
日本史学 専修
専修科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
日本近世史史料研究 IIIA
Early Modern Japanese Historical Records (Seminar III)A
講義題目  近世外交関係史料の研究
准教授 岩崎 義則
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2023 春クォータ
毎週 火曜3限
伊都イーストゾーン 教員室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2023/2/26 (21:46)
授業の概要 本授業は,日本におけるキリシタン史料の研究をテーマとする。キリスト教が日本に広まってから,江戸幕府による禁圧・弾圧,さらには,潜伏期を経て,明治6年に解禁に至るまでの時代を対象とする。受講生は,提示された主題に則ったキリシタン史料の研究を行い,それぞれの観点から,史料研究の成果を報告する。また,研究成果は,レポートとして提出を求める。

(Select one historical material related to the history of early modern diplomacy from digital archives (non-printed historical materials) and make a research report based on that historical material.)
キーワード : デジタルアーカイブ 近世対外関係史料 外交 貿易 キリシタン
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 受講にあたっては,事前に岩崎まで連絡をすること。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MH_A-b [研究史と方法論の体系的理解]
人文基礎の領域に関する文献や一次資料、調査データを蒐集し、各分野の専門的な方法論にもとづいて整理・分析することができる。
難解な史料について正確な解釈と分析ができる。 難解な史料について解釈と分析ができる。 難解な史料について、ある程度の解釈と分析ができる。 難解な史料について、解釈と分析ができない。
MH_A-a [史資料の分析]
歴史空間論の領域に関する文献や一次資料、調査データを収集・分析し、その結果を他の研究者にも幅広く活用可能な資料体として構築できる。
史料集の原稿となるレベルでの釈文が作成できる。 正確な釈文が作成できる。 部分的な誤記・誤植はあるが、ある程度正確な釈文が作成できる。 誤記・誤植が多い釈文しか作成できない。
MH_B1-a [資料体の構築]
言語・文学の領域に関する文献や一次資料、調査データを収集し、 その結果を分析可能な資料体として構築することができる。
史料集の原稿となる文献・データの収集と構築ができる。 公開できるような水準で,文献・データの収集と構築ができる。 通常の水準で,文献・データの収集と構築ができる。 文献・データの収集と構築ができない。
MH_B1-b [書誌の作成]
文学を対象とする領域では、過去に蓄積された重要な文献、とりわけ古典を厳密かつ精確に読解し、先行研究を踏まえたテクストの解釈あるいは本文の校訂・注釈ができる。
難解な史料について正確な解釈と分析ができる。 難解な史料について解釈と分析ができる。 難解な史料について、ある程度の解釈と分析ができる。 解な史料について、解釈と分析ができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 史料研究の報告をもとに,授業を進める。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特に指定しない。
参考書 : 授業時間中に提示する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス 演習報告準備
2 キリシタン史料の研究 1 宣教師関係史料@ 演習 演習報告準備
3 キリシタン史料の研究 2 宣教師関係史料A 演習 演習報告準備
4 キリシタン史料の研究 3 宣教師関係史料B 演習 演習報告準備
5 キリシタン史料の研究 4 キリシタン大名@ 演習 演習報告準備
6 キリシタン史料の研究 5 キリシタン大名A 演習 演習報告準備
7 キリシタン史料の研究 6 キリシタン大名B 演習 演習報告準備
8 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
MH_A-b
[研究史と方法論の体系的理解]
MH_A-a
[史資料の分析]
MH_B1-a
[資料体の構築]
MH_B1-b
[書誌の作成]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 50%
プレゼンテーション 30%
出席 20%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業時間の終わりなど適宜。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)