大学院授業の履修方法
ここで紹介するのは、あくまで標準的な概要です。詳細については、入学年度や専攻・専修、あるいは個々のケースにより異なる場合があるので、必ず、各自の学生便覧で確認してください。
修士課程
1年次 | 4月末 | 「研究計画書」提出、指導教員・副指導教員の決定 |
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2年次 | 11月末 | 「修士論文題目届」提出 |
1月10日 | 「修士論文」提出 | |
2月 | 最終試験 |
- 指導教員の授業科目8単位以上、
- 現代文化論科目4単位以上、
- 自専攻および他専攻(若しくは他分野)の授業科目16単位以上、
- 論文指導2単位以上、
- 合計30単位以上の単位修得
博士後期課程
4月入学 | 10月入学 | ||
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1年次 | 4月末 | 10月末 | 「博士課程研究計画書」提出、指導教員・副指導教員の決定 |
1月下旬 | 6月下旬 | 「博士課程論文作成計画書」提出 | |
2年次 | 4月 | 10月 | 「博士論文作成予備資格」 |
3年次 | 11月末 | 6月末 | 「博士論文」提出締切 |
最終試験 |
- 論文指導4単位、博士演習4単位修得
現代文化論について
平成12年における大学院重点化および学府・研究院制度の導入によって、それまでの大学院文学研究科が大学院人文科学府へと再編成された。その際に既存の専門分野の枠を超えた新分野の剔出を図るべく新科目として「現代文化論」が開設された。これは、人文科学の方法を学際的に駆使して現代世界の文化を総合的・多角的に検討し、それが孕む問題点を正確につかみ取ること、さらにそうした現代文化を成り立たせている伝統文化にまで立ち返ってその本質をさぐること、を目指して開設されたものである。発足当初は6分野で開設されたが、今日では3分野となっている。
修士課程の学生はその専攻を問わず、現代文化論を4単位取得することが義務づけられている。これによって、専門分野に留まらない幅広い知識と思考力を涵養することが可能になっている。