九州大学文学部と朝日カルチャーセンター福岡との提携講座（2012年度下半期）

 九州大学文学部と朝日カルチャーセンター福岡との提携講座について、2012年度下半期講座をご案内いたします。

 

 講座名：言語コミュニケーションの深化を求めて

趣旨：2011年3月11日の東日本大震災とその後の原発事故によって、尊い命や貴重な財産が失われ、日本の経済は大打撃を受けました。この未曾有の大惨事から我々が学んだこと、学ばねばならないことがあります。そのひとつが、人間にとって「共に生きる」ということがいかに大切かということです。本講座の前回のテーマは、「新しい共同性を求めて」というものでした。今回のテーマは、その共同性を支える基盤としての「コトバ」についてより深く掘り下げて考えてみたいと思います。九州大学文学部では言葉を通して、人間の歴史・文化・社会・心理などについて多様な研究を行っています。様々な角度から、言葉とは何なのかを問い、その本質に迫っていきます。

 

 日程及び講義題目

 第1回10月20日(土)　坂本　勉

　　心理学から見た言語―言葉と心

 第2回11月17日(土)　吉原雅子・上山あゆみ

　　他者の発言を理解すること－哲学の観点から

 第3回12月15日(土)　上山あゆみ・吉原雅子

　　他者の発言を理解すること－言語学の観点から

 第4回1月19日(土)　円谷裕二

　　哲学から見た言語―言語の本質論

 第5回2月16日(土)　青木博史

　　変化する日本語－日本語が歩んできた道

 第6回3月16日(土)　西岡宣明

　　英語から見えてくる言葉の世界―言語に潜む規則の体系

 

　☆講座日：10〜3月第３土曜日　午後１時半〜３時

　☆会場　：朝日カルチャーセンター福岡

お申し込み・お問い合わせは、「朝日カルチャーセンター福岡」のサイトを御覧ください。

　　　　→http://www.asahiculture.com/fukuoka/kyushu-u.html

文学部社会連携推進委員会

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