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越坂裕太さんが「徳川奨励賞」の受賞者に決定しました

令和2年12月7日,越坂裕太さんが,第18回「徳川奨励賞」の受賞者に決定しました(授賞式は令和3年11月予定)。

徳川奨励賞は,公益財団法人・徳川記念財団が,日本近世史およびその関連研究に携わる若手の研究者に奨励金を授与し,その研究を援助することを目的としたものです。

 

【受賞者】 越坂 裕太(こしさか ゆうた)(大学院人文科学府 歴史空間論専攻 博士後期課程)

【受賞研究タイトル】  近世大名による献上行為の儀礼化に関する研究』

【研究内容】 近世大名による献上は,徳川将軍への平和な時代の奉公として重視され,連綿と継続された。そのため,大名家側は詳細な記録化に努めて膨大な史料を今日に伝えており,幕藩制国家の編成を解明するうえで注目すべき研究対象といえる。本研究では,献上行為が幕藩制の安定にともない儀礼化する過程と武家社会に通底する表向・奥向の構造に着目した体系化を通じ,将軍権力の下で確立された献上儀礼の骨格を明らかにすることを目指す。

 

受賞者等の情報は,公益財団法人・徳川記念財団のホームページでみることができます。

http://www.tokugawa.ne.jp/award/encourage_student/encourage-student2018-2-2

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