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2021.02.03
辻 大地さんが「第11回(令和2年度)日本学術振興会育志賞」を受賞

辻 大地さんが「第11回(令和2年度)日本学術振興会育志賞」を受賞

 大学院人文科学府博士後期課程3年の辻 大地さんが、独立行政法人日本学術振興会による「第11回(令和2年度)日本学術振興会育志賞」を受賞しました。

 日本学術振興会育志賞は、上皇陛下の天皇御即位20年に当たり、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として、陛下から御下賜金を賜ったことを受け、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生を顕彰することで、その勉学及び研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを趣旨として平成22年度から創設されたものです。対象者は、人文学、社会科学及び自然科学の全分野において、大学院における学業成績が優秀であり、豊かな人間性を備え、意欲的かつ主体的に勉学及び研究活動に取り組んでいる大学院博士後期課程学生としています。



【受賞者】

  辻 大地(つじ だいち)(大学院人文科学府 歴史空間論専攻 博士後期課程3年)


【研究テーマ】

  「中世イスラーム社会における同性愛的観念の形成」

【研究概要】
 受賞者はアッバース朝期(750-1258年)を中心に、中世のイスラーム社会における性愛関係、なかでも「同性愛(者)」観念について、特に逸話や詩といった文学作品がどのような社会背景のもと描かれたのかという観点から研究を進めている。検討の結果、本研究は前近代イスラーム社会において既に、特定の「状態」としての「同性愛」的な観念が存在した可能性を指摘する。従来前提とされてきた、西洋近代における「ソドミー(行為)から同性愛(状態)へ」の移行というテーゼに対して、イスラーム社会独自の展開を探る本研究は、他の地域・時代を対象とする歴史学研究やジェンダー研究にも広く寄与し得るものとして今後の展開を目指すものである。

・日本学術振興会育志賞については下記URLにてご覧いただけます。

 http://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/index.html

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