平成27‐28年度九州大学QRプログラム「アジア太平洋地域の持続可能社会にむけた包括的PBLプログラム開発」

□目的:
本HPは平成27⁻28年度九州大学QRプログラム「アジア太平洋地域の持続可能社会にむけた包括的PBLプログラム開発」(代表:飯嶋秀治)の成果共有のためのページです。本研究では、アジア太平洋地域の持続可能社会に向けた包括的PBLプログラムを九州大学内の資源を用いて開発することを目指す。このため、チームリーダーが研究してきた熊本県水俣市の学部・学府研究教育プログラムを中核とし、九州大学内の人文・社会・理学・工学のフィールド・プログラムを糾合し、以て「包括的(国際的・学際的)PBLプログラム開発」を形成する。具体的には2015年度にはこれまで水俣教育研究を行ってきた言語文化研究院および工学研究院の知見を整理し(限定PBLモデル)、2016年には経済学研究院および農学研究院と連携し、このプログラムを一般化する(包括PBLモデル)予定です。

□メンバー:
代表:人間環境学研究院  准教授  飯嶋秀治
分担:農学研究院  准教授 古賀信也
分担:言語文化研究院  教授 高橋勤
分担:工学研究院  准教授 中山裕文
分担:経済学研究院  教授 星野裕志

□現在までの成果:
【口頭発表】
2015.05「想定外の事態をめぐる応答性」、文化人類学会第49回学術大会
2015.11九州大学人間環境学研究院FDにて「罹災地とのつきあい方から人間環境学FDへ」発表
2016.01「生人からGS(グリーンスポーツ)へ」、第11回水俣病事件研究交流集会 2016.03「漁村の文脈―発達課題に臨む」西日本宗教学会第6回学術大会シンポジウム「環境災害と宗教学」にて
2016.05「ポスト罹災地での文化人類学演習―『エデュケーション』における応答の人類学」、日本文化人類学会第50回学術大会
2016.06「福岡市西部地区五大学連携について」、第1回熊本地震被災地支援大学間ネットワーク
2016.07「コンタクトゾーンとしてのエデュケーション」、京都人類学研究会
2016.07「主催挨拶」第2回熊本地震被災地支援大学間ネットワーク
2016.11‘Cultural Perception and Its Re-embedded Context from the Toxic Sea.’ ,In Session A: Contemporary context of the cultural perception and intervention to environment, Center for Northeast Asian Studies, Tohoku University
2017.01「海外での水俣表象」第12回水俣病事件研究交流集会
2017.01「フィールドワークの命綱―『ガイドライン』を形骸化にも萎縮化にも帰結させないために」第30回課題研究懇談会応答の人類学+第5回科研研究会
2017.05″Comparative Study of Fieldworks”, In International Union of Anthropology and Ethnographic Sciences2017@Otttawa University

【論文発表】
2015.07「水俣と民族誌―石牟礼道子『苦海浄土―わが水俣病』を中心に」、『九州人類学会報』第42号:3-7
2016.03飯嶋秀治編『人間共生論叢 特集・漁村の将来』九州大学人間環境学府共生社会学講座
2017.03「コンタクト・ゾーンとしてのエデュケーション:、『コンタクト・ゾーン』第9号:pp.10

【その他】
九州大学水俣ファン倶楽部ML設立
本HP開設
SNS九州大学水俣ファン倶楽部開設

□連絡先:
shuuji[アットマーク挿入]lit.kyushu-u.ac.jp