中世史部会開催のお知らせ

甚暑の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
九州史学研究会では下記の通り中世史部会を開催いたします。奮ってご参加くださいますようお願いいたします。


日 時 2023 年 8 月 26 日(土) 10:00~17:00
場 所 九州大学西新プラザ和室(福岡市早良区西新 2-16-23)

研究発表

① 進竜一郎氏(九州大学大学院修士課程)
 「鎌倉期宇佐宮造営における「造営奉行人」の再検討」

【参考文献】
田中健二「鎌倉幕府の社寺造営―宇佐八幡宮を中心として―」(川添昭二編『九州中世史研究 第1輯』文献出版、1978 年)
前田英之「鎌倉期造宇佐宮役の研究」(同『平家政権と荘園制』吉川弘文館、2017 年)

② 藤立紘輝氏(九州大学大学院博士後期課程)
 「中世後期における大内氏の動向と筥崎宮」

【参考文献】
佐伯弘次「中世後期の博多と大内氏」(『史淵』第121号、1984年)
川添昭二「『正任記』に見える大内政弘の博多支配と寺社」(同『中世・近世博多史論』海鳥社、2008、初出1998.2000年)
佐伯弘次「中世都市博多の総鎮守と筥崎宮」(『史淵』第149号、2012年)

③ 村山緑氏(九州大学大学院博士後期課程)
 「16 世紀後半における戦国大名大友氏と博多」

【参考文献】
西村圭子「大友氏末期における筑前支配形態の変遷」(『大伸類博士喜寿記念史学論文集』日本女子大学史学研究会、1962年)
堀本一繁「戦国期博多の防御施設について―「房州堀」考―」(『福岡市博物館研究紀要』第7号、1997年)
佐伯弘次「中世都市博多の発展と息浜」(久留島典子・榎原雅治 編『室町の社会』(東京堂出版、2006 年、初出1987年)

備 考

終了後、西新周辺での懇親会を予定しております。諸事手配の都合上、ご出席予定の方は、下記リンク
より事前申込をお願いいたします(当日の飛び入り参加、途中退席も可)。
ご不明な点等ございましたら、下記連絡先までお問い合わせください。

部会参加申込フォーム: https://forms.gle/8CVNyEmtmESyUZie9

【連絡先】
九州史学研究会 中世史部会
Email:tyuseibukai.kyushushigaku★gmail.com
※★を@にご変更ください
担当:松尾大輝

近現代史部会開催のお知らせ

来る7月30日(日)に下記の通り近現代史部会を開催します。
なお、本部会は対面・オンライン会議となりますので、オンライン参加希望の方は部会長または九州史学研究会事務局までメールでご連絡をお願いいたします。URL等を追って連絡いたします。

日  時  令和5年7月30日(日)14時00分~17時00分〔予定〕
場  所  九州大学箱崎サテライト 旧工学部本館3階 第一会議室
報  告  田中佑氏(九州大学大学院) 「枢密院人事に関する基礎的研究:人選・任命手続き・兼任を中心に」
      角英里華氏 「昭和戦前期の会津会」

(ご来場の際の注意点)
・工事のため正門の通行ができません。正門より東へ100メートルほど行ったところに通用門があります。
・通用門側の守衛所で入構のお手続きをお願いいたします。
・車での入構ができません。公共交通機関でご来場ください

2023年度大会報告者を募集します

2023年度九州史学研究会大会 個別研究報告者募集のおしらせ

拝啓

 向夏の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、2023年度九州史学研究会大会・総会を、10月21日(土)・22日(日)に開催するはこびとなりましたので、お知らせいたします。

 大会1日目の公開講演では、伊藤俊一氏(名城大学教授)、小林道彦氏(北九州市立大学名誉教授)のご登壇を予定しており、2日目には個別研究報告を実施いたします。

 つきましては、22日(日)の個別研究報告者を募集いたします(発表時間30分、質疑応答15分)。ご希望の方は、以下の必要事項を記載のうえ、事務局までお申し込みください。

 ご多用のところ恐れ入りますが、お繰り合わせのうえご参加いただきますようお願い申し上げます。

敬具

1.会期

  10月21日(土)   公開講演・総会
  10月22日(日)   個別研究報告

2.会場・開催形式

  大会会場  西南コミュニティセンター(西南学院大学 東キャンパス)
         ※今年度会場は九州大学ではございませんのでご注意ください。
  開催形式  ハイフレックス開催予定(対面開催+オンライン)

3.個別研究報告者の募集

 10月22日(日)に個別研究報告を希望される方は、①氏名・②住所・③電話番号・④メールアドレス・⑤所属を明記のうえ、⑥報告題目および要旨(1000字程度)を添えて、7月31日(月)までに、事務局メールアドレスまでお申し込みください。

 一度受け付けました報告題目の変更は致しかねます。なお、研究報告は会場での対面形式のみとさせていただきます。オンラインでの研究報告はできません。

 また、報告者は会員の方に限らせていただきます(申込時の入会も可)。応募者多数の場合はご希望に添いかねることもございますのでご了承ください。

以上


九州史学研究会事務局

『九州史学』193号が刊行されました

『九州史学』193号を刊行いたしました。
お手元に届いていない会員の方がいらっしゃいましたら、当会事務局までご連絡をお願いいたします。


『九州史学』193号 目次

論文

 旧会津藩出身者の同郷意識
    ―大正期の会津会と在京学生を事例として― …………………………………角 英里華

書評 

 八木直樹著『戦国大名大友氏の権力構造』 ……………………………………………鹿毛 敏夫

 金子龍司著『昭和戦時期の娯楽と検閲』 ………………………………………………官田 光史

 山縣大樹著『帝国陸海軍の戦後史
         —その解体・再編と旧軍エリート—』 ……………………………森山 優

2022年度九州史学研究会大会シンポジウム・研究発表要旨

彙報

会費の振込先について(訂正)

 

会員各位

九州史学研究会事務局

 

 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、機関誌『九州史学』192号に同封し、先日ご送付いたしました「九州史学研究会 会費納入のお願い」の記載に、下記の通り誤りがございました。謹んでお詫び申し上げ、訂正いたします。
 なお、ご不明な点などございましたら、事務局までご連絡ください。

 

「九州史学研究会 会費納入のお願い」下部に記載の振込先

(誤)
  銀行振込:西日本シティ銀行 箱崎支店(店番:206)
  普通預金口座 163248 

(正)
  銀行振込:西日本シティ銀行 箱崎支店(店番:206)
  普通預金口座 163248

なお、郵便振替の口座番号に誤りはございません。

以上

『九州史学』192号が刊行されました

『九州史学』192号を刊行いたしました。
お手元に届いていない会員の方がいらっしゃいましたら、当会事務局までご連絡をお願いいたします。

『九州史学』192号 目次

論文

 南北朝期長門国における厚東氏と室町幕府………………………………………………境 春海

 頼春水の世子教育思想の検討
         —「いしつゑ」をテキストとして—…………………………………伊藤 大輔

 初代藩主鍋島勝茂の菩提寺創設の意義
              —佐賀藩を素材として—…………………………………田中 由利子

書評

 伊藤幸司著『中世の博多とアジア』
         —港市博多と博多禅研究の到達点—…………………………………水野 哲雄

 大庭康時著『博多の考古学—中世の貿易都市を掘る』…………………………………山内 晋次

彙報

2022年度 九州史学研究会大会 開催のお知らせ

 2022年度九州史学研究会大会を開催いたします。
 ご参加希望の方は、記事下部の登録フォームよりお申し込みください。


 拝啓 秋暑の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、このたび九州史学研究会大会を下記の要領にて開催することになりました。2年連続でオンライン開催となっていました大会ですが、本年度は新型コロナウイルス感染の予防対策を講じつつ、対面参加とオンライン参加とを組み合わせたハイフレックス形式で開催することとしました。
 ただし、大会シンポジウム・個別報告および総会の参加に際しては、対面参加・オンライン参加にかかわらず、必ず九州史学研究会Webサイト(https://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~his_jap/kyushusigaku/)からの事前登録が必要となります(対面参加はレジュメ代として500円、オンライン参加は無料、ただし、総会への参加登録は会員のみ)。
 事前登録の〆切は10/12(水)となっております。諸般ご多用のところ恐れ入りますが、お繰り合わせの上、ご参加いただきますようご案内申し上げます。

敬具

会 場:九州大学伊都キャンパス・センターゾーン・センター2号館2304教室

参加費:対面参加500円・オンライン参加無料

日 時:2022年10月15日(土) ・ 16日(日)


■10/15(土)
13:00~    2304教室開場・ウェブ会議室(Zoom)開室
13:30~13:40  開会の挨拶

【シンポジウム】壬辰戦争の史料論
13:40~13:45  伊藤幸司(九州大学) 趣旨説明
13:45~14:35  荒木和憲(九州大学) 「通貢」問題からみた壬辰戦争
14:35~15:25  中野 等(九州大学) 「唐入り」の社会史

【休  憩】15:25~15:40

15:40~16:10  川西裕也(新潟大学) 朝鮮王子書状にみる壬辰戦争
16:10~16:45  質疑応答

【休  憩】16:45~17:00

【総  会】17:00~17:45

■10/16(日)
12:45~ 2304教室開場・ウェブ会議室(Zoom)開室

【研究発表】
13:00~13:45  松尾大輝(大分県立先哲史料館)
         十六世紀前半における対馬宗氏と大友氏の関係

13:45~14:30  顧 明源(九州大学)
         戦国期における妙心寺派と南九州

【休  憩】14:30~14:45

14:45~15:30  和田真樹(広島大学・院)
         日露和親条約締結期における川路聖謨と徳川斉昭の動向 ―両者の思想的共通性を軸に―

15:30~16:15     田川理彩(九州大学・院)
         地方改良運動と「改暦」

16:15~17:00  赤井 誠(明治大学・院) *オンライン報告
         太宰府亡命期における三条実美の歴史的位置に対する考察

17:00~17:10    閉会の挨拶


問い合わせ先: 〒819-0395 福岡市西区元岡744イースト1号館
九州大学文学部 日本史学研究室内  九州史学研究会


参加をご希望の方は、下記の参加登録フォームに必要事項をご入力のうえお申込みください。

2022年度九州史学研究会【大会】参加登録
(1日目/2日目 対面参加・オンライン参加を選択)


2022年度九州史学研究会【総会】参加登録(会員限定)

なお、登録の締め切りは、10月12日(水)とさせていただきます。

対面・オンラインともに参加人数に上限がありますので、お早めのご登録をお願いします。


■アクセス
  JR筑肥線「九大学研都市駅」下車 ⇒ 昭和バス「九大ビッグオレンジ」下車

■会場周辺図


2022年度大会報告者を募集します

2022年度九州史学研究会大会研究報告募集のお知らせ

拝啓

 盛夏の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、本年度の九州史学研究会大会は、例年通り、10月15日(土)・16日(日)の2日間の開催を予定しています。15日には、昨年に引き続きシンポジウムを企画予定で、16日に個別研究報告を実施します。シンポジウムでは、「文禄・慶長の役再考(仮題)」として中野等氏(九州大学)、荒木和憲氏(九州大学)、川西裕也氏(新潟大学)の登壇を予定しております。

 つきましては、16日の個別研究報告者を募集いたします(発表時間30分、質疑応答15分程度)。

 報告をご希望の方は、①氏名・②住所・③電話番号・④メールアドレス・⑤所属・⑥希望する報告形態(対面、オンライン、どちらでも可)を明記のうえ、⑦報告タイトルおよび要旨(1000字程度)を添えて、7月25日(月)までに下記メールアドレスまでお申し込みください。

 なお、応募者多数の場合はご希望に添いかねることもございます。また、一度受け付けました報告題目の変更はいたしかねますのでご了承ください。

 なお、現時点で大会の開催方式は未定となっております。対面形式による可能性もありますが、新型コロナウイルス感染症防止の観点から、昨年度に引き続き、オンライン形式による開催となる可能性もあることをお含みおきください。

敬具

『九州史学』191号が刊行されました

『九州史学』191号を刊行いたしました。
お手元に届いていない会員の方がいらっしゃいましたら、当会事務局までご連絡をお願いいたします。

『九州史学』191号 目次

論文

 承和十一年「卜筮を信ずべき朝議」の成立と政治課題…………………弘胤 佑


 中世禅僧の国師号
  —下賜条件としての「天子の師」の内実に注目して—………………日種 真子

書評

 鹿毛敏夫著『大友義鎮 国君、以道愛人、施仁発政』…………………長谷川 博史


 岡寺良著『戦国期北部九州の城郭構造』…………………………………佐藤 凌成

2021年度九州史学研究会大会シンポジウム・研究発表要旨

彙報

近現代史部会(オンライン)開催のお知らせ

向暑の候、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、来たる7月16日に近現代史部会を開催いたします。なお、本部会はzoomによるオンライン会議となります。

ご参加を希望される方は、九州史学研究会事務局メールアドレス(サイト右部参照)までご連絡ください。


日  時  令和4年7月16日(土)15時~16時30分〔予定〕

報  告  田川理彩氏(九州大学大学院)

題  目  「福岡県における地方改良運動と民衆」

参考文献
 宮地正人『日露戦後政治史の研究』東京大学出版会、1973 年
 有泉貞夫「明治国家と民衆統合」『岩波講座日本歴史』17、岩波書店、1976 年
 大島美津子『明治国家と地域社会』岩波書店、1994 年
 小股憲明『近代日本の国民像と天皇像』大阪公立大学共同出版会、2005 年
 見城悌治『近代報徳思想と日本社会』ぺりかん社、2009 年
 平山昇『鉄道が変えた社寺参詣』交通新聞社、2012 年