鎌倉時代の肥後国御家人である竹崎季長(たけざきすえなが、寛元4年((1246)~不明)が絵師に命じて作成させたもので、文永・弘安の役(元寇)の様子が絵と詞書にて詳細に記されている。九州大学附属図書館所蔵の「蒙古襲来絵詞」(九大本)は、江戸時代後期に肥後の阿蘇神社にあった模本をさらに写したものであり、早い時期の模本であることが指摘されている。
※原史料保護のため一般公開はしておりません。

博多へ移動する竹崎季長(文永の役)

奮戦する竹崎季長(文永の役)