2020年度・九州史学会・考古学部会の御案内

各位
いつもお世話になっております。今年も恒例の九州史学会の時期となりました。奮って御参加くださいますよう,どうぞよろしくお願い申し上げます。今年度は,新型コロナウイルスの影響により,日曜日の部会のみをオンラインにて開催することとなりました。考古学部会では10本の研究発表が予定されております。多くの皆様に御参加いただけますことを楽しみにいたしております。末筆ながら皆様のますますの御健勝を衷心よりお祈り申し上げます
                   九州大学大学院人文科学研究院考古学研究室
○九州史学会・考古学部会
日時:2020年12月13日(日)10時開始 Zoomによるオンライン開催(参加費無料・事前の参加登録が必要)
※当日,Zoomへの接続ができない場合など,必要の際には kyudaikouko@gmail.com までメールにて御連絡ください。
○参加登録の方法
以下のアドレスにて,事前に参加登録をお願いいたします(12月9日(水)まで)
九州史学会HP:https://kyushushigakkai.org/
<考古学部会>

10:00 稲作開始期の日本列島と朝鮮半島における年代論の到達点と課題 岡 山 理 科 大 学 三 阪 一 徳
10:50 佐賀県唐津市宇木汲田貝塚の再検討 九 州 大 学 宮 本 一 夫
11:30 列島西半部の供膳用土器の系譜
―弥生時代前期から中期の高坏を中心に―
奈良県立橿原考古学研究所 川 上 洋 一
13:10 南関東弥生中期土器の時空間的変遷とその背景
―特に弥生中期中葉から後葉の変化に焦点を当てて―
九 州 大 学 星 野 宙 也
13:50 出現期須恵器と土師器との関係 愛 媛 大 学 三 吉 秀 充
14:30 嘉穂盆地・田川盆地における埴輪生産とその背景 福岡市経済観光文化局 三 浦 萌
15:20 殷周時代における長江中流域の青銅尊、罍の考察
―系譜関係を中心に―
九 州 大 学 譚 永 超
16:00 中国長江中下流域における春秋戦国時代の青銅矛の展開 九 州 大 学 李 寧
16:40 寧夏で発見された塔式罐について 九 州 大 学 楊 萌
17:20 出土品・伝世品の様相からみた近世期の唐物の利用に関する一考察
―陶磁器はどのように扱われたのか―
出 光 美 術 館 徳 留 大 輔
2020年12月5日

第21回北アジア調査研究報告会の御案内

この度、第21回北アジア調査研究報告会を、九州大学にて次の通り開催するはこびとなりましたので、お知らせ申し上げます。

日 時: 2020 年 2 月 15 日(土) 12:30~18:15 受付開始 12:00
2 月 16 日(日) 9:30~16:00 受付開始 9:00
会 場:九州大学伊都キャンパス イースト1 号館E-A-239 会議室

※プログラムの詳細は、下記のリンクを御参照ください。     

http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~kibayuboku/2019%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%8C%97%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%A0%B1%E5%91%8A%E4%BC%9A%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0.pdf

2019年度・九州史学会シンポジウム・考古学部会の御案内

各位
 
いつもお世話になっております。皆様方におかれましては,ますます御清栄のこととお喜び申し上げます。今年も恒例の九州史学会の時期となりました。奮って御参加くださいますよう,どうぞよろしくお願い申し上げます。今年度は初日に考古学関係を中心としましたシンポジウムが開催されますとともに,2日目の考古学部会では9本の研究発表が予定されております。多くの皆様に御参加いただけますことを楽しみにいたしております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。末筆ながら皆様のますますの御健勝を衷心よりお祈り申し上げます
                   九州大学大学院人文科学研究院考古学研究室
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令和元年度・九州史学会大会の御案内  於 九州大学
◯12月14日(土) シンポジウム 伊都キャンパスイーストゾーン大講義室I(午後1時30分より)
「考古学・歴史学における学際融合研究の最前線」
趣旨説明 九州大学 溝口 孝司
弥生・古墳時代の物流ネットワークの解明を目指して 九州大学 田尻 義了
科学の眼で土器をみる ―胎土分析の新展開― 鹿児島大学 石田 智子
遺跡出土人骨を用いた学融合研究 九州大学 舟橋 京子
古墳時代親族構造論と古代史研究 九州大学 岩永 省三
懇親会 ビッグスカイ(イーストゾーン食堂) (午後6時より)会費3,500円(学生1,000円)
○12 月 15 日(日) 考古学部会 伊都キャンパスイーストゾーン B-112 番教室(午前 10 時 00 分より)
10:00 開会
10:10~10:50(1)「アムール中流域(松花江河口域)における新石器時代の文化動態―ロシア極東ユダヤ自治州における発掘調査成果にもとづいて―」……福田 正宏(東京大学)・M.ガブリルチュク(ハバロフスク地方郷土誌博物館)・國木田 大(東京大学)・M.ゴルシュコフ(ハバロフスク地方郷土誌博物館)・張 恩恵(東京大学)
10:50~11:30(2)「前 1 千年紀のモンゴリアにみられる青銅器製作技法の変化について」……松本 圭太(九州大学)
11:30~12:10(3)「九州縄文時代後期における注口土器の出現と展開」……福永 将大(九州大学)
12:10~13:20 昼休み
13:20~14:00(4)「土器の形態測定学的研究―北部九州弥生前期土器を対象として―」……ジェームズ・ロフタス(九州大学)
14:00~14:40(5)「出現期における陶邑産須恵器と地方窯産須恵器との関係」……三吉 秀充(愛媛大学)
14:40~15:20(6)「地下式横穴墓群における造墓と空間構成原理」……吉村 和昭(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館)
15:20~15:30 休憩
15:30~16:10(7)「福岡県五郎山古墳の横穴式石室に関する諸問題」……辻田 淳一郎(九州大学)
16:10~16:50(8)「MSMs にあらわれる江戸時代の身分階層制」 ……米元 史織(九州大学)
16:50~17:30(9)「明治初期の博物館における「埋蔵物」の収集―人骨の取扱に関する「博物館」と教育博物館との比較を通じて―」……高久 彩(九州大学)
17:30 閉会
※終了後,懇親会を予定しておりますので奮って御参加ください。
※当日は、受付にて、参加費1,500円をお支払い下さい(学部生無料)。

2019年度・天神山古墳発掘調査の御案内

「公印省略」

令和元年9月4日

 

各 位

 

桂川町教育委員会 教育長  大庭 公正

九州大学大学院人文科学研究院考古学研究室

福岡県桂川町・天神山古墳 発掘調査のご案内

 

拝啓

 

 時下ますます御清栄のこととお喜び申し上げます。皆様におかれましては,平素より文化財行政に深い御理解と御協力を賜り,誠にありがとうございます。

 桂川町では,九州大学大学院人文科学研究院考古学研究室の御協力のもと,町内に所在する前方後円墳の調査に取り組んでいるところです。

 今年度におきましては,桂川町大字豆田所在の天神山古墳(全長約68mの前方後円墳)において,墳丘および周堤について,範囲確認を目的としたトレンチによる発掘調査を下記の通り実施いたします。時節柄,お忙しいことと存じますが,御来跡の上,御指導,御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

敬具

 

 

調 査 地:天神山古墳(福岡県嘉穂郡桂川町大字豆田・豆田天満宮境内)

調査担当:桂川町教育委員会・九州大学大学院人文科学研究院考古学研究室

調査日程:2019年9月11日(水)から2019年9月23日(月)

※土日も実施予定です

交通手段

・天神山古墳:JR桂川駅より徒歩約10分(約600m)

連絡先

    王塚装飾古墳館(桂川町教育委員会 社会教育課 文化財振興係)

    (TEL:0948-65-2900,FAX:0948-65-3313)

    九州大学大学院人文科学研究院 考古学研究室

    (TEL/FAX:092-802-5093,E-mail: tsujita@lit.kyushu-u.ac.jp)

     ※調査期間中に御来跡の際は,上記メールアドレスまで御連絡ください。

日本中国考古学会九州部会第82回例会開催のお知らせ

日本中国考古学会九州部会第82回例会開催のお知らせ

皆様。
盛夏の候、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。日本中国考古学会九州部会第82回例会開催のお知らせ

皆様。
盛夏の候、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、下記の通り第82回日本中国考古学会九州部会を開催いたします。是非ともご参会賜りますようお願い申し上げます。

日時:2019年7月27日(土)午前11時~12時

場所:九州大学伊都キャンパスイースト1号館2階 E-C-203号教室

発表者およびタイトル
蒙 家原(四川大学博士課程・九州大学人文科学府特別研究学生)
『秦漢時代における道制の再検討―蜀郡の湔氐道を中心に―』

以上

日本中国考古学会九州部会広報担当
柿添 康平

日本中国考古学会九州部会第81回例会開催のお知らせ

日本中国考古学会九州部会第81回例会開催のお知らせ

皆様。
立春の候、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、下記の通り第81回日本中国考古学会九州部会を開催いたします。是非ともご参会賜りますようお願い申し上げます。

日時:2019年2月28日(木)午後3時~6時(通訳付き)
場所:九州大学伊都キャンパスイースト1号館2階 E-A-239会議室

発表者およびタイトル
耿慶剛(陝西省考古研究院)『咸陽原秦陵、墓葬の考古発見』
於春雷(陝西省考古研究院)『明代延綏鎮長城』
劉斌(西北大学文化遺産学院)『中国近代考古学における学術用語の形成(1873-1949)-日本考古学の中国考古学学術用語への影響』

なお例会後は、懇親会を行う予定です。

以上

日本中国考古学会九州部会広報担当
柿添 康平

2019年2月12日

公開シンポジウム「弥生時代後期の地域社会と交流―弥生時代から古墳時代へ―」の御案内

九州大学大学院地球社会統合科学府 包括的東アジア・日本研究コース コースA

公開シンポジウム

弥生時代後期の地域社会と交流

―弥生時代から古墳時代へ―

◯日時:2019年3月2日(土) 10時~17時

◯場所:九州大学伊都キャンパス・イースト1号館1階E-B-112教室

◯入場無料

 

(プログラム)

10:00~10:15 趣旨説明

10:15~10:45 研究発表1 朝鮮半島・中国東北部と列島弥生後期社会との交流 ……宮本一夫(九州大学)

10:45~11:15 研究発表2 青銅器祭祀の終焉と墳丘墓の展開 ……岩永省三(九州大学)

11:15~11:45 研究発表3 古墳時代の開始はどのような現象として把握されるか? ……溝口孝司(九州大学)

11:45~13:00 昼休み

13:00~13:30 研究発表4 鉄器化社会の完成過程とその背景―弥生時代後期~古墳時代前期を対象として― ……村上恭通(愛媛大学)

13:30~14:00 研究発表5 弥生時代の青銅器の生産と流通の変化 …田尻義了(九州大学)

14:00~14:30 研究発表6 玉類からみた弥生時代後期社会と古墳時代開始過程 ……谷澤亜里(九州大学)

14:30~15:00 研究発表7 中国鏡の流通からみた弥生時代後期の地域社会と交流 ……辻田淳一郎(九州大学)

15:00~15:15 休憩

15:15~17:00 パネルディスカッション(コーディネーター:溝口孝司)

17:00 閉会

 

(問い合わせ先)

〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学大学院比較社会文化研究院基層構造講座

電話:092-802-5626(溝口)・5643(田尻)/ E-mail:kisoukouzou@gmail.com

2019年2月4日

平成30年度考古学研究室 卒業生・修了生送別行事のお知らせ

平成30年度考古学研究室 卒業生・修了生送別行事のお知らせ

 

拝啓

寒さひとしお身にしむ今日この頃、諸先生・諸先輩方におかれましてはお元気でお過ごしのことと拝察いたします。さて、考古学研究室では今年も学部生9名と大学院生1名が卒業論文・修士論文を提出いたしました。そこで、恒例となっております卒業論文・修士論文発表会および追い出しコンパを下記の要領で開催いたします。ご多忙中と存じますが、お誘い合わせの上是非ご出席ください。

敬具

 

 

日時 2019年2月9日(土曜日)

場所 九州大学伊都キャンパス・イースト一号館C棟二階 E-C-二〇三会議室

 卒業論文・修士論文発表会 午前十時より

 

(学部生)

内田 千種   「良渚文化の玉製頭飾類の変遷と展開」

下釜 菜々子  「九州における銅製経筒の出現と展開―11・12世紀の資料を中心に―」

宗田 結衣   「前期古墳の方位と立地に関する研究」

土居 隼人   「九州・南西諸島における滑石製石鍋の流通と消費」

中野 真澄   「弥生時代終末から古墳時代初頭における外来系土器の受容と展開―有明海沿岸西部地域を中心に―」

柱 七彩    「群集墳における須恵器の供献とその意義―博多湾沿岸地域を中心として―」

松尾 樹志郎  「西日本における大形石庖丁・大型直縁刃石器の変遷とその意義」

山地 優輝   「弥生・古墳時代における準構造船の出現と展開」

吉原 萌    「朝倉系初期須恵器の出現と展開―池の上・古寺墳墓群と朝倉古窯跡を中心として―」

(修士課程)

薮 遥菜    「日本列島出土の金銅製冠の変遷と系譜」

 

追い出しコンパ  午後六時三〇分より 会費 七千円(予定)

場所  『土間土間 西新店』  福岡市早良区西新五-二-三二 小石原ビル二階

TEL  〇九二-八五二-八八四八

九州大学大学院人文科学研究院考古学研究室 メールアドレス kyudaikouko@gmail.com

※御住所や御所属の変更のため、最近案内が届かなくなった卒業生・修了生の方を御存知の方がいらっしゃいましたら、考古学研究室までお知らせくださいますようお願い申し上げます。(E-mail: kyudaikouko@gmail.com まで御連絡をお願いいたします。)

2019年2月4日

平成30年度・九州史学会大会の御案内

平成30年度・九州史学会大会の御案内

九州大学

◯12月8日(土)シンポジウム 伊都キャンパスイーストゾーン大講義室Ⅰ(午後1時30分より)

「史的環境としての糸島地域」  

趣旨説明                             九州大学 溝口 孝司
糸島地域ができる前 ―考古学的検討―               九州大学 岩永 省三
大宝二年筑前国嶋郡川辺里戸籍をめぐる諸問題            九州大学 坂上 康俊
中世の「糸島」とアジア                      九州大学 伊東 幸司
近世「糸島」のグローカル性 ―地域・日本・世界への関心―     九州大学 高野 信治

懇親会 ビッグスカイ(イーストゾーン食堂)(午後6時より)会費3,500円(学生1,000円)

 

○12月9日(日)考古学部会 伊都キャンパスイーストゾーンB-112番教室(午前9時30分より)

 

9:30 開会                               ※発表30分+質疑10

9:40~10:20 (1)「九州沿岸部における鬼界アカホヤ噴火の影響―宮崎平野を中心として―」

……桒畑 光博(都城市教育委員会)

10:20~11:00(2)「居住痕跡からみた九州縄文後期社会の再評価」  ……福永 将大(九州大学)

11:00~11:40(3)「縄文時代後・晩期の沖積低地利用―遺跡立地と出土石器の検討から―」

……板倉 有大(福岡市経済観光文化局)

11:40~12:20(4)「弥生時代前期墓制の検討 ―徳島市庄・蔵本遺跡一帯を中心として―」

……端野 晋平(徳島大学)

12:20~13:20 昼休み

 

13:20~14:00(5)「いわゆる青銅製鉇に関する一考察」       ……田尻 義了(九州大学)

14:00~14:40(6)「「城ノ越式」・須玖Ⅰ式・須玖Ⅱ式の上下限」  ……齋藤 瑞穂(九州大学)

14:40~15:20(7)「砥石からみた弥生時代の鉄器化と社会変化―北部九州と近畿の比較―」

……森 貴教(新潟大学)

15:20~15:30 休憩

15:30~16:10(8)「「墳丘墓」からみた弥生社会の複雑化の実相」  ……藤井 整(京都府教育庁)

16:10~16:50(9)「古墳時代前期における玉類の伝世:勾玉を中心に」 ……谷澤 亜里(九州大学)

16:50~17:30(10)「古代九州における造瓦技術の変遷」 ……主税 和賀子(大野城心のふるさと館)

 

17:30 閉会    ※終了後,懇親会を予定しておりますので奮って御参加ください。

 

当日は、受付にて、参加費1,500円をお支払い下さい(学部生無料)。