文学部 人文学科 人間科学コース 比較宗教学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
Comparative Religions (Lecture VI)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM3812J 講義コード: 2021 前期 集中 伊都イーストゾーン B-102 教室 E/J科目 (日本語, English) |
授業の概要 |
一神教の源流としてのユダヤ教は、ヨーロッパ・キリスト教文明やアラブ・イスラム文明において独自の発展を遂げて、その宗教思想や文化は、今なお世界中に影響を与え続けている。ユダヤ教の聖典や儀礼の主な特質について、多角的な視点から概観する本授業を通じて、受講生が、キリスト教の源流の一つであるユダヤ教の根幹にある思想とその文化の特質について理解することを目的とする。前半では、聖書やタルムード等のユダヤ教のテクスト的伝統と冠婚葬祭や年中行事等の儀礼について解説しながら、離散ユダヤ文化に特有の歴史認識や対他者関係の基本的な特徴について概観する。後半では、離散したユダヤ人がヨーロッパ・キリスト教世界において、居住地域の文化や社会との葛藤に満ちた接触を通じて、独自の文化をいかに発展させてきたかを、ユダヤ人社会の内部の視点も交えつつ辿る。 (Judaism, which is the origin of the monotheistic religions, gave rise to unique developments in Christian civilization in Europe and Islamic civilization in the Middle East, and the thought and culture of Judaism still influence the world even today. To understand the underlying thought behind Judaism and its cultural traits compared to those of other religions of the world, this course overviews the major characteristics of the holy book and ceremonies of Judaism from a multilateral perspective. First, explanations will be given of Jewish textual traditions (the Bible, the Talmud, etc.) and rites/ceremonies (wakes and weddings, annual events, etc.) to provide an overview of the fundamental characteristics of Judaism?the time and space recognition unique to diaspora culture, and interpersonal relationships. Next, students will take a look at how the diasporas have developed their own cultures through cultural and social conflicts within the Christian world of Europe. ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : ユダヤ教、ユダヤ人、パレスチナ、イスラエル、聖書、中東、ヨーロッパ、マイノリティ、ディアスポラ、差別、迫害、ホロコースト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
開講時期は9月15日(水)〜17日(金)を予定している。
教職 : 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 授業中に適宜提示する予定。 参考書 : 授業中に適宜提示する予定。 授業資料 : 授業中に適宜配布する予定。 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |