文学部 哲学コース 哲学 専攻 専門科目 (2単位) |
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後期・通常 金曜3限 |
授業の概要 | 現象学を西洋哲学史の中に位置づけながら、その独自性と問題点を明らかにする。その際に特に、現象学における言語論に焦点を絞りながら、言語哲学と、存在論・認識論・真理論・意味論・他者論・芸術論などとの関連に着目しながら考察する。 また現象学が、それ以前のさまざまな哲学者、例えば、デカルト、カント、ヘーゲル、ベルクソンなどからどのような影響を受けているのかについても検討する。 |
学習目標 | (1) 全般的な教育目標: 現象学の根本問題について考えながら、現代における哲学のありかたについて反省すること。 (2) 個別の学習目標: 現象学における存在論・認識論・真理論などが、従来の西洋哲学に対してどのような新たな考え方や方法を導入することになったのかを理解し、それによって、哲学的に思考することの意味や問題について考えること。 |
授業の進め方 | 講義を中心としながらも、時には担当者の発表について討論する。 |
教科書等 | <教科書> 特にない <参考図書> 初回の授業の時に指示する。 |
成績評価方法 | 出席60%、レポート40% |
学習相談 | メールや面談などで適宜受け付ける。 |
その他 | 対象学年:2・3・4年 教職(社会)(公民) |