文学部
芸術学コース
美学・美術史 専攻
専門科目 (2単位)
美学美術史講義 XIX
講義題目:メディア芸術論
関西学院大学文学部 教授加藤 哲弘
前期・集中

授業の概要 8日(月)メディア芸術論
9日(火)物語の視覚表現(連続式物語叙述)
10日(水)美術館見学
11日(木)世界の視覚的物語表現(異時同図法、マンガと絵本)
12日(金)まとめと試験
(以上は、暫定的なプランです。講義開始後に受講生と
相談しながら細部を決定したり、予定を変更しますので、
ご注意ください)
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
具体的事例の分析や概念規定の検討を通じて「メディア芸術」の概要を把握するとともに、それが置かれている現状と可能性、あるいは、その問題点を理解すること。

(2) 個別の学習目標:
視覚メディアによる物語表現、なかでも「連続式物語叙述」と呼ばれる表現方式の諸相を、古代ギリシア、ローマから、メソポタミア、インド、中国、そして日本における事例、さらには現代のコンピュータアートやマンガ、アニメ、ゲームなどにも注目しながら検討すること。
授業の進め方 スライドやDVDなどで作品を具体的に検討しながら講義形式で進める。
教科書等 <教科書>
使用しない。

<参考図書>
授業中に指示する。
成績評価方法 出席(授業中の質問など)40パーセント、試験(授業中)60パーセント。
学習相談
その他 開講時期:8月8日(月)〜12日(金)