文学部
歴史学コース
日本史学 専攻
専門科目 (2単位)
日本史学講義 XIII
講義題目:天皇と宗教−20世紀日本における
准教授山口輝臣
前期・通常

火曜3限
授業の概要 20世紀の日本における天皇と宗教との関係について講述する。
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
受講生が日本や近代といったことを自らで考えていくための素材を提供すること。そしてそうした材料について受講生が考えていくことを通じて、研究という営為を理解していく手助けとなること。

(2) 個別の学習目標:
1)担当教員が講義で展開した天皇と宗教との関係についての見解を的確に理解できるようになる。
2)講義で提示された材料について、自らも考察を加えられるようになる。
授業の進め方 第1回 イントロダクション:天皇制という問題
第2回 祈る天皇とそのサポーター:19世紀前半
第3回 祭政一致の名の下に:明治維新
第4回 宗教伝来と第三の道:19世紀後半
第5回 明治天皇の「御敬神」:19世紀から20世紀へ(1)
第6回 天皇のいる国家儀礼:19世紀から20世紀へ(2)
第7回 天皇に絡みつく神社:20世紀前半(1)
第8回 天皇制vs国体:20世紀前半(2)
第9回 兄の格律、弟たちの反抗:20世紀前半(3)
第10回 国体を護持し得て:20世紀前半(4)
第11回 国体の行方:20世紀後半(1)
第12回 国体の行方:20世紀後半(2)
第13回 象徴を探して:20世紀後半(2)
第14回 天皇家の宗教:19世紀・20世紀
教科書等 <教科書>
なし。レジュメおよび必要な史料等は複写して配布する。

<参考図書>
各回で指示する。
成績評価方法 授業への参加状況と期末試験を1:4で評価する。
学習相談 オフィス・アワーは金曜日の13時〜14時30分。
その他 「授業の進め方」のうち第11回以降を訂正した。(7月12日)
「授業の進め方」のうち第4回以降を更新したほか、若干の訂正を行った。(5月10日)
「授業の進め方」のうち第3回を更新した。(4月26日)
「授業の進め方」のうち第2回を更新した。(4月18日)
「授業の進め方」のうち、第1回を更新した。(4月7日)

対象学年:2年生以上
履修条件:特になし
教職(社会)(地理歴史)