文学部
歴史学コース
日本史学 専攻
専門科目 (2単位)
日本史学演習 VI
講義題目:「上井覚兼日記」を読む 
教授佐伯 弘次
後期・通常

木曜3限
授業の概要 戦国末期の薩摩島津氏の武将・上井覚兼が記した「上井覚兼日記」を読み、16世紀後半の政治・社会・文化等について学習する。
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
代表的な武家日記として知られる「上井覚兼日記」を読み、解釈し、考察することによって、日本の中世史料の解読法と歴史的な位置づけ方を学習する。

(2) 個別の学習目標:
戦国末の地方武士の考え方・生き方と彼を取り巻く政治・社会・文化の動向について学習する。
授業の進め方 『大日本古記録』の「上井覚兼日記」を前期に引き続き読み進める。適当な分量を各受講者に割り当て、テキストの校合・読み・解釈を順次行っていく。
教科書等 <教科書>
『大日本古記録 上井覚兼日記』上巻

<参考図書>
『大日本古文書 島津家文書』『鹿児島県史料 旧記雑録後編』(鹿児島県)
成績評価方法 平常点の他、レポートを課す。出席を重視する。
学習相談 授業終了後やオフィスアワー等に適宜行っていただきたい。
その他