文学部
歴史学コース
日本史学 専攻
専門科目 (1単位)
日本史学実習 II
講義題目:近代史料実習
准教授山口輝臣
後期・通常

月曜2限
授業の概要 本を読んでいると「明治×年○月△△日の衆議院で…」とあった。だがその記述がどうもあやしい。確かめるにはどうすればよいのか? 本格的な「研究」をする以前に必要となってくるこうした技術を修得するための手助けをする。おおよその予定は以下の通り。
第1回 イントロダクション
第2回 法令と議会
第3回 図書
第4回 新聞と雑誌
第5回 私文書1
第6回 私文書2
第7回 公文書1
第8回 公文書2
第9回 以下未定 
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
日本近代史を研究する過程で必要となるであろう様々なタイプの史料を自ら探し出し、その史料としての特徴を考察できるようになる。

(2) 個別の学習目標:
1)必要な史料の探し方が分かる。
2)実際にそれを探し出すことができる。
3)その史料の特徴を知る。
授業の進め方 10個程度の《課題》を受講生全員で分担する。分担者はその《課題》の史料を探し出す。次いでその史料へとたどり着いた過程、およびその史料の特徴などを報告する。他の受講生はその内容を理解するとともに、さらに的確な方法がないか、知恵を絞る。分担は第1回に決めるので、必ず出席すること。
教科書等 <教科書>
なし

<参考図書>
各回にて指示する。
成績評価方法 授業への参加状況のみで評価する。
学習相談 オフィス・アワーは金曜日の13時〜14時30分。
その他 無断欠席は一切認めない。日本史学専攻以外の学生で、どうしても受講したいという場合は、メール等にて事前に連絡をすること。受講生の人数によっては許可することもある。

対象学生:原則として専攻学生に限る
対象学年:2年生以上
履修条件:特になし
学芸員