文学部
歴史学コース
朝鮮史学 専攻
専門科目 (1単位)
朝鮮史学講読 I
講義題目:朝鮮史研究の名著を読む
准教授森平雅彦
前期・通常

木曜2限
授業の概要 朝鮮史学界において研究史上の画期となった論文を、古代〜近代の各時代から諸分野にわたってピックアップし、順次読み進めて内容を把握しつつ、その妥当性や学説としての意義を出席者全員で検討する。
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
学術論文を批判的に読解する能力を身につけるとともに、朝鮮史諸分野に対する研究関心を高め、今後の自主的な学習の手引きとする。

(2) 個別の学習目標:
自らの研究関心を意識的に探るとともに、関係する研究文献を自ら捜索する方法とセンスを身につける。また歴史学論文の記述作法を習得する。また朝鮮語で書かれた学術文献の講読を体験してみる。
授業の進め方 初回の授業時に、古代・中世・近世・近現代の各時代の候補論文を数点ずつ教員が提示する。参加者は各々の関心に従って担当する論文を決定し(自ら別個に選んでもよい)、内容の要約整理と論評をレジュメにまとめ、輪番で発表してゆく。発表担当以外の出席者も、毎回他人が担当する論文にきちんと目を通して、討議に積極的に参加することが求められる。この授業時の議論をふまえて、学期末には自分が担当した論文のうち1つを選び、論文評をレポートに作成して提出する。
教科書等 <教科書>
初回授業時に担当論文を決定する。

<参考図書>
随時提示する。
成績評価方法 平素の発表と授業への参加態度、およびレポートを総合的に判断する。
学習相談 随時(要予約)
その他 対象学年:2年生以上