文学部
歴史学コース
西洋史学 専攻
専門科目 (1単位)
ヨーロッパ史実習 II
講義題目:西洋近・現代史研究法
教授山内 昭人
前期・通常

火曜4限
授業の概要 西洋近・現代史に関する基本的テーマを選び、そのテーマに関する史料および研究文献(欧語を含む)の収集と多読・精読を行い、さらに卒論作成の訓練も兼ねて、受講者全員で共同して一つの論文を(ないしは受講者各自が各論文を)実際に作り上げることをめざす。
学習目標 前半部の史料・文献の多読もしくは精読においては、以下の3点に学習の力点が置かれる。@いかに関係史料・文献を網羅的に検索・収集するか。Aいかに読み、いかにカードを取り(あるいは、パソコン・データ入力をし)、そして、いかにレジュメ等をまとめるか。Bいかにテーマに関する研究史をおさえ、いかに様々な解釈の違いを比較照合し検討していくか。
後半部においては、パソコン・データ入力とレジュメ作成を進めていく中で、Cいかに論理的にまとめるかの学習に力点が置かれる。
授業の進め方 原則として、毎回課題を出し、毎次回の授業は課題を果たしたレポートやレジュメをもとに進める。
教科書等 必要な教材は、コピーで適宜配布するか、もしくは各自で収集する。
成績評価方法 平素の成績とレポート、および出席状況で総合的に評価する。
学習相談 オフィスアワーを金曜昼休みに設定するが、可能な限り随時相談に応じる。
その他 課題提出、補足的な指導等にe-メールを活用する。

履修条件:原則としてヨーロッパ史実習 I の履修を前提とする。