文学部
歴史学コース
西洋史学 専攻
専門科目 (1単位)
ヨーロッパ史実習 II
講義題目:ヨーロッパ古代・中世史研究入門
教授岡崎 敦
前期・通常

火曜4限
授業の概要  ヨーロッパ古代史および中世史を研究するための基礎を実習する。
 歴史学研究の基盤は、史料の解読と先行研究の理解であるが、これに先立って、概説・概論的知識の獲得および基礎的な技術能力の修得が必要不可欠である。ここでは、卒業論文準備の基礎作業として、以下の三つの課題に取り組む。
 まず第一に、ヨーロッパ古代史・中世史関係の主要テーマ複数について、各自が基礎史料および研究文献を調査し、研究の現状について発表する。第二に、代表的な史料を訳してコメントを加える。最後に、卒業論文作成を念頭において、それぞれ設定したテーマについての史料および参考文献リストを作成し、その解説をおこなう。材料の選択や作業の手がかりなどについては、別個に個別指導を行う。
学習目標 (1)全般的な教育目標
 卒業論文作成へ向けた基礎的学力習得。
(2)個別の学習目標
 ヨーロッパ古代・中世史を対象として、基礎的な知識の習得と、文献・史料の取り扱いの技術を実習する。
授業の進め方  学生による発表と討論、および個別指導。
教科書等 <教科書>
<参考図書>
成績評価方法  授業中の発表、出席状況で受験資格を判定する。成績評価は、授業中の発表(40%)、出席状況(40%)、および学期末提出のレポート(20%)によっておこなう。
学習相談  随時相談に応じるが、長時間にわたることが予想される場合には、あらかじめ会談の日時を相談する。
その他 対象学生:専攻学生
対象学年:2年生