文学部
歴史学コース
西洋史学 専攻
専門科目 (2単位)
ヨーロッパ現代史演習 I
講義題目:労働運動史研究の再検討(続2)−トランスナショナルな労働史−
教授山内 昭人
前期・通常

火曜2限
授業の概要 2年間半かけて、ファン・デァ・リンデンのTransnational Labour History (Aldershot/Burlington, 2003) をほぼ読み上げ、労働運動史研究の再検討を行うとともに、新しい労働運動史研究の可能性をも展望した。そのトランスナショナルな労働史研究は目下ますます盛んに進められており、その最新の英語文献を昨年度から再度読みはじめ、今回はその第2回目にあたる。
学習目標 労働運動史の新しい研究、とりわけその方法論的意義の理解を深める。
授業の進め方 外書講読が中心だが、読みっぱなしに終わらないために、適宜内容要約の訓練を行う。
教科書等 テクストは、授業中に配布するか、指示する。
成績評価方法 平素の成績とレポート、および出席状況で総合的に評価する。
学習相談 オフィスアワーを金曜昼休みに設定するが、可能な限り随時相談に応じる。
その他 レポート提出、補足的な指導等にe-メールを活用する。

履修条件:英語読解能力
教職(社会)(地理歴史)