文学部
歴史学コース
イスラム文明学 専攻
専門科目 (2単位)
イスラム史学講義 X
講義題目:ペルシア語文献研究入門
主任研究員/早稲田大学イスラーム地域研究機構西村 淳一
後期・集中

授業の概要  ペルシア語はアラビア語,トルコ語と並ぶ中東主要言語の1つであり,イラン史研究を志す者にとってはその習得が必要不可欠である。
 本講義では,ペルシア語文献を用いた歴史研究を目指す学生のために,同言語の基本的文法知識と読解技術を講義する。
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
ペルシア語基本文法知識の習得。

(2) 個別の学習目標:
1:ペルシア語の文法を理解する。
2:文章を読む力をつける。
授業の進め方 『基礎ペルシア語』に沿って文法について講義し、その後ペルシア語文献を講読する。受講者には宿題を課す。
教科書等 <教科書>
岡崎正孝著『基礎ペルシア語』(大学書林,1982年)
なお講読する文献については授業中に指示する。

<参考図書>
黒柳恒男著『ペルシア語四週間』(大学書林,1982年)
F. Steingass, A Comprehensive Persian-English Dictionary, Beirut, 1975.
成績評価方法 出席100%(ただし講義最終日にレポートを提出してもらう予定)
学習相談 随時受けつける。
その他 アラビア文字を覚えていることが受講の必須条件である。

対象学年:2年生以上
履修条件:アラビア語を習得していることが望ましい。