文学部
人間科学コース
地理学 専攻
専門科目 (2単位)
地理学演習 XIII
講義題目:卒論演習
教授
教授
高木彰彦
遠城明雄
後期・通常

木曜5限
授業の概要 この演習では、卒業論文作成のために必要なテーマの選定、先行研究の紹介、研究の進め方について具体的に指導する。
 卒業論文の作成は文学部の教育カリキュラムの中でもっとも重要なものである。この授業では、卒業論文を作成するにあたって、まず、@履修学生が各自のテーマの選定を行う。次いで、Aそのテーマに関する先行研究について、地理学にとどまらず幅広く収集し、その中で重要なものを紹介することによって、それぞれのテーマに関するこれまでの研究成果と研究を進めるにあたっての課題を明らかにする。以上の作業を踏まえて、B履修学生はそれぞれの研究テーマに関連した資料の収集や現地調査等を行っていくことになるが、その経過報告を何度か行ってもらい、担当教官が的確な指導を行う。
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
卒業論文のテーマを選定するとともに、先行研究の紹介と当該分野における研究課題を把握し、卒業論文作成に向けての具体的な指針を明らかにする。

(2) 個別の学習目標:
@卒業論文のテーマ選定。1〜2回目の授業の目標となる。テーマに当たっては、履修学生のさまざまな問題関心について語ってもらい、それに対して参加者全員で意見交換し、最終的にテーマが選定できるようにする。
A先行研究の収集と理解。次の数回の授業の目標となる。履修学生が各自のテーマに関連する先行研究の紹介を行い、当該分野におけるこれまでの取組状況と今後の課題を理解する。
B卒業論文の課題の明確化と必要な文献・資料の収集。@・Aの作業を踏まえて、履修学生各自が卒業論文作成に向けての具体的な課題と作業について理解を深め、論文作成のために必要な文献や資料を収集する。授業後半の数回を充当する。
授業の進め方 履修学生による発表を中心に授業を進める。授業時間以外にも、授業の延長として卒業論文の中間報告会を何度か行う。
教科書等 <教科書>
授業中に指示する。

<参考図書>
授業中に指示する。
成績評価方法 授業時および中間報告会での発表内容や普段の取組状況によって総合的に評価する。
学習相談 随時受ける。
その他 他専攻学生で履修を希望する者は事前に担当教員に相談すること。

対象学生:地理学専攻生
対象学年:「4年生」
履修条件:地理学で卒論を作成する学生を対象とする。