文学部
文学コース
中国文学 専攻
専門科目 (2単位)
中国文学作品演習 I
講義題目:濱文庫唱本研究
招聘外国人教師戚 世雋
前期・通常

火曜2限
授業の概要 古代から近世に至る中国古典の名作を、現代中国語によって音読し、また中国語のよってその鑑賞法を学びます。また、中国人講師のリードによって、実践的な中国語を身につけてゆく授業でもあります。指定された教科書(作品)をただ読むだけでなく、そこから発展して、さまざまな思考法を身につけてゆきましょう。
中国古典文学の授業であるので、中国学以外を専攻する諸君には少し難解な部分があるかもしれませんが、受講を歓迎します。少人数のアットホームな雰囲気で少しずつ自己のレベルを向上させていってください。
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
ネイティブの指導による実践的な中国語能力(聴く、話す、書く)を習得する。同時に、中国古典文学の奥深く幅広い世界に遊ぶ。

(2) 個別の学習目標:
中級からの中国語語学力向上は、一歩一歩少しずつかつ着実な練習が肝要です。焦らず、しかも臆することなく、授業中の討論に参加していってください。
授業の進め方 講師は日本語をほとんど話せない。しかし、同学みんなで力を合わせてコミュニケーションを図って下さい。意外にカンタンです。
担当者をあらかじめ決定し、毎時間、対象作品の音読と、現代中国語による解釈および解説を発表してもらいます。また、対象作品や作者についての概略や時代背景等の説明等も、必要に応じて発表に加えて下さい。
教科書等 <教科書>
会読する作品は4月初めに担当教員から発表します。また、そのテキストは受講者人数分をコピーして配布します。中国文学研究室に取りに来てください。

成績評価方法 平素の授業参加の状況(討論への積極的な参加も重視する)60%、発表担当時の準備状況40%。試験は無いが随時レポート(中国語による作文等)が課されることがある。
学習相談 戚先生に直接相談することが難しい場合、中国文学研究室のTA(ティーチング・アシスタント)や中国文学研究室の専任教員(竹村教授・静永准教授)が相談を受けます。静永のメールアドレスはshizuka@lit.kyushu-u.ac.jp
その他 対象学年:2年生 3年生 4年生