文学部 文学コース 英語学・英文学 専攻 専門科目 (2単位) |
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前期・通常 火曜4限 |
授業の概要 | 昨年度に引き続き、シェイクスピアの後期悲劇であるAntony and Cleopatraを読む。ひとつの言葉にたくさんの意味を担わせ、豊かなイメージを喚起するシェイクスピアの言葉使いの面白さに触れてもらいたい。 シェイクスピアの英語は初期近代英語と呼ばれるものであり、この演習に参加することによって、それを読みこなす能力を身につけてもらえればと思う。演習にはThe Oxford English Dictionaryを用いる。作品読解をしながらこの辞書を使いこなす能力も涵養する。 なお、今回初めてシェイクスピアの作品に接する学生は、最初にシェイクスピアの英語の特徴や、参考文献等を解説するつもりである。 |
学習目標 | (1) 全般的な教育目標: 英文学の礎をなすシェイクスピアの作品を読み、論じることができるようになる。同時にThe Oxford English Dictionaryを使いこなせるようになること。 (2) 個別の学習目標: Antony and Cleopatraを精読することによって、初期近代英語の読解力を身につける。 |
授業の進め方 | 最初に初期近代英語の特徴を講義するが、その後の授業は学生が各自の調べてきた結果をレポートにまとめ、発表することになる。その発表にたいしてコメントを加えながら演習を進めていく。 学生諸君には活発な議論を期待したい。 |
教科書等 | <教科書> Antony and Cleopatra(Penguin版) <参考図書> 授業中に指示する。 |
成績評価方法 | 出席50%、レポートおよび発表50% |
学習相談 | 随時受け付けるが、あらかじめ予約を取ることが望ましい。 |
その他 | 対象学年:2年生 3年生 4年生 教職(英語) |