文学部
人間科学コース
言語学・応用言語学 専攻
専門科目 (2単位)
言語学・応用言語学講義 III
講義題目:音声学実習
教授久保智之
後期・通常

木曜5限
授業の概要 1.調音音声学のまとめ
2.音響音声学
3.音声学と音韻論
4.未知の言語の調査
3と4は平行して行なう。
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
日本語以外の言語を観察することで、日本語の音声学的特質に対する理解を深める。受講者にとって exotic な言語の話者に教室まで来てもらい、基礎語彙を調査することで、言語調査の一端に触れる。

(2) 個別の学習目標:
1.国際音声字母(IPA)を使って、未知の言語の音声を記述できるようになること。
2.音声学と音韻論の違いを理解すること。
3.未知の言語を調べることで、音素、異音、相補分布、自由変異など、音韻論の基礎的概念を理解すること。
授業の進め方 毎回、冒頭に小テストを行ない、前回までの授業の理解を確かめる。授業では、理論的な側面の理解とともに、実際の発音を重視する。
教科書等 なし。随時プリントを配布する。
成績評価方法 次の1、2を各50%として合算する。1.学期末試験(実技+筆記)、2.毎回冒頭に行なう小テスト。
学習相談 毎週木曜日の昼休みをオフィスアワーとしている。
その他 <準備するもの>1.手鏡、2.ペンライト。
 また、ウェッブサイトにある音声ファイルにアクセスし、予習や復習、宿題をしてもらうので、パソコンにアクセスできる環境がほしい(もちろん言語学研究室に来室してパソコンを使用して構わない)

対象学生:学部生
対象学年:2年生以上
履修条件:前期の「言語学・応用言語学演習V」を履修した者
教職(国語)(英語)(ドイツ語)(中国語)(フランス語)