文学部
人間科学コース
言語学・応用言語学 専攻
専門科目 (2単位)
言語学・応用言語学講義 IV
講義題目:統語論・意味論インターフェイス
教授稲田俊明
前期・通常

木曜3限
授業の概要 統語構造と意味の関係に関する基本的な事項について概説する。
また、近年議論されている問題を取り上げて、先行研究の問題点やよりよい説明とは何かを一緒に考える。特に、個別の事象と一般的制約との関わり方について取り上げる。

(1) 文法と意味の関係について
(2) 文法の組織について
(3) 文の基本構造について
(4) 意味の構造について
(5) 省略と意味について
(6) 省略と文構造について
(7) 文断片について
(8) その他の構文について

講義は、基本的に、配布資料(Handouts)を使って行う。
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
意味の問題はどのような文法の仕組みを仮定すれば、自然に説明することができるか、また先行研究では、どのような問題が研究されているかを理解させる。

(2) 個別の学習目標:
統語構造と意味の関係に関する基本的な事項について習熟する。
授業の進め方 授業の概要の順番に講義する。
教科書等 <教科書>
なし。

<参考図書>
講義中に指示する。
成績評価方法 出席30%、課題30%、期末レポート40%
学習相談 オフィスアワー、またはメールで相談の時間を予約すること。
その他 他学部生 可

対象学年:2年生 3年生 4年生