文学部 人間科学コース 言語学・応用言語学 専攻 専門科目 (2単位) |
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前期・集中 |
授業の概要 | 韓国語は日本語と文法が極めて似ているといわれますが、述語の構造に注目すると様々な違いがあることが分かります。 この授業では韓国語の述語、中でも複数の述語を含んだ複雑述語と呼ばれるものの構造を中心に、日本語と比較検討していきます。 具体的には次の様な構文とトピックを扱い行研究などのデータをできる限り網羅的に扱い、提案された分析を比較し、問題点を指摘します。 軽動詞構文:動作性名詞+ha-ta(する)における動作性名詞とha-taの結びつきの3段階 複合動詞:分離できる語彙的複合動詞、意味的特徴 助動詞構文:複文構造化単文構造か 受動構文:分類と項構造 |
学習目標 | (1) 全般的な教育目標: 日本語や英語以外の言語のデータ収集、分析方法を学ぶと共に、その結果を他の言語の分析に還元する方法を学習します。 (2) 個別の学習目標: 授業で触れる各構文の特徴を理解し、日本語との異同を理解する。 |
授業の進め方 | データや分析を提示して、その問題点や、より良い解決策を考えてもらう参加型の授業を計画しています。例文にはグロスがついていますので、韓国語を知らなくても理解できる内容になっています。 |
教科書等 | 特になし |
成績評価方法 | 出席20%、レポート80%です。 |
学習相談 | メールその他により、授業の終了後も相談を受け付けます。 |
その他 |