文学部
人間科学コース
言語学・応用言語学 専攻
専門科目 (2単位)
言語学・応用言語学演習 II
講義題目:論文の読み方・書き方
准教授上山 あゆみ
前期・通常

木曜2限
授業の概要  この授業では、入門的な講義とは少し違った切り口から、言語学の研究というものを体験してほしいと思っている。卒論などでは、単に、書かれていることを理解するのではなく、自分で考察を進め分析をしていく能力が求められる。ただ、いきなり「自分なりの分析をまとめて主張する」と言われても、どこから手をつけていいか、迷ってしまうに違いない。この授業では、最近の学術雑誌に載った論文をいくつか取り上げ、研究を進めていく基礎体力をつけることを目標としている。
 
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
研究というものがどのように進められていくのか、そのイメージをつかむこと。

(2) 個別の学習目標:
授業で取り上げるそれぞれの論文については、ホームページのほうを参照してほしい。
授業の進め方
  • 授業の前に、各自、予習課題に取り組んでもらい、前日までにメールで提出してもらう。(詳しいことは、下の説明を参照すること。)
  • 授業の開始時に、前回までの授業内容とその日の予習課題に関する簡単な復習テストを行う。これは、出欠確認を兼ねており、細かい得点化はしないが、よっぽど出来の悪いものは区別したいと思っている。
  • 授業は、第3回までが基本的に講義が中心で、第4回以降は、学生による発表が中心となる。
教科書等 授業で読む論文の具体的な出典については、上山のホームページを参照のこと。マスターコピーは、研究室に用意しておく。
<教科書>
『論文を読むためのWord利用法』(上山あゆみ)くろしお出版。1680円。

成績評価方法
  • 学期末試験は課さない。
  • 単位は、予習課題・復習テスト・グループ発表に基づいて判定する。それで点数が足りない人は、レポートを提出してもらうことになる。
  • 課題の提出状況とその時点での暫定的な予想評点を表にして公開するので、気になる人は、授業終了時に参照して対策を相談してほしい。
学習相談 随時 e-mail で連絡を取ること。オフィスアワー以外の時間も、場合によっては面談可能である。
その他 対象学年:3年生 4年生