文学部 人間科学コース 社会学・地域福祉社会学 専攻 専門科目 (2単位) |
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前期・通常 木曜5限 |
授業の概要 | 卒業論文の執筆自体は、実際には後学期に始まる場合がほとんどであるが、前期の内に十分な準備をしておくことが必要である。卒業論文のテーマは各自の興味に応じて様々であるが、テーマ設定に応じて適切な方法論は何かをあらかじめ考えておくことが重要である。たとえば、分析を行う場合に質的な分析を中心とするのか、量的な分析を中心とするのか、また、分析のためのデータはどのようにして収集するのか、分析のための作業仮説はどのようなものを想定するのか、などである。各自の興味に応じてテーマを設定し、そのテーマにふさわしい方法論とは何かについて討議する形式をとる。 |
学習目標 | この授業の学習目標は、以下の通りである。 (1) 全般的な教育目標: 卒業論文の執筆に関連する社会学的方法論を学習することを全般的な目標とする。特に、各自のテーマ設定に応じた方法論を身につけることに焦点を置く。 (2) 個別の学習目標: 1.テーマの設定から始めて、仮説の設定、方法論の設定への展開を習得する。 2.量的な分析と質的な分析とのバランスを習得する。 3.データ収集の方法を習得すると同時に、その限界について理解する。 |
授業の進め方 | 履修者各自が卒業論文のテーマにもとづいて準備した内容を発表し、それに関して討議する形式をとる。 |
教科書等 | <教科書>特になし。 <参考図書>特になし。 必要な文献、資料等については、適宜指示する。 |
成績評価方法 | 成績評価は発表、および、レポートにもとづいて行う。 |
学習相談 | メールなども含めて適宜相談に応じる。 |
その他 | 特になし 対象学生:専攻学生に限る 対象学年:4年生 履修条件:卒業見込みであること |