文学部


共通科目 (2単位)
西洋古典学講義 IV
講義題目:フランスルネサンス研究―古典文芸はいかに受容されたか
大阪大学大学院言語文化研究科 教授岩根 久
後期・集中

授業の概要 西洋古典文学の伝統はヨーロッパ中世を通じて脈々と保たれてきたが、ユマニスム(神を中心に据える中世以来の思想と対峙する人間中心の思想:人文主義)の発展および印刷術の発明により、16世紀フランスにおいて新たな展開を見た。こうしたフランスにおける古典文学の受容と独自の展開を文学史的な見地から考察する。
学習目標 (1) 全般的な教育目標:
西洋古典文学およびルネサンス期ヨーロッパにおけるその受容についての理解を深める。

(2) 個別の学習目標:
16世紀フランスにおける古典文学の受容の実態を具体的に探る。
授業の進め方 ヨーロッパにおけるルネサンスの持つ歴史的な意味を考察したのち、当時のフランスでいかなる形で古典文学が受容されたかを論じる。
教科書等 <教科書>
プリントを配布する。

<参考図書>
関連資料等については授業中に適宜指示する。
成績評価方法 平常点およびレポートで評価。
学習相談 開講時に指示する。
その他 11月7日(月)〜11月10日(木)