文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
自然地理学講義 I
Physical Geography (Lecture I)
講義題目  自然地理学から見た環境問題・自然災害
大阪教育大学教育学部教授 山田 周二
科目ナンバリングコード: LET-HUM2748J
講義コード:
2020 後期
集中
伊都イーストゾーン E-112 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2020/8/28 (12:44)
授業の概要 この授業では,以下の3つの問いに対して,自然地理学に基づいた回答ができるように,主に地形とそれに関わる気候,水文について学習する.1つ目の問いは,氷河が融けると海面はどうなるか?,2つ目の問いは,地球温暖化によってサンゴ礁の島はどうなるか?,3つ目の問いは,大雨の時に避難指示が出されたらどうしたらよいか?,である.いずれの問いも一般的な回答はよく知られているであろうが,高校地理の内容を十分に理解すれば,それとは異なる回答が得られる.そのような回答に到達できるように,主に地形とそれに関わる気候,水文についてPCを用いた作業を中心に,授業を進める.

(This course examines the following three questions based on physical geography:
How does sea level change due to glacier melting?
How do coral reef islands change due to global warming?
How do we do due to evacuation instruction)
キーワード : 地形,気候,水文
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 Moodleを利用したオンデマンド型の遠隔授業で行う.Moodleのコース名とURLは,以下の通りである:
2020年度後期集中・他・自然地理学講義I(山田 周二)
https://moodle.s.kyushu-u.ac.jp/course/view.php?id=30078
受講者は,10/31までに,このMoodleのコースに登録しておくこと.
受講期間は,以下の通りである:
第1回〜第5回:11/1〜11/20
第6回〜第10回:11/21〜12/10
第11回〜第15回:12/11〜12/30
受講方法の詳細は,Moodleの第1回の音声付スライドで説明しているので,それを視聴して,上記の期間に受講すること.
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-d [資料の理解]
地理情報を読み解く能力を習得する
未知の地域の事象について,典型的な事例ではなくても地図や空中写真から読み取ることができる 未知の地域の事象について,典型的な事例を地図や空中写真から読み取ることができる 特定の地域の事象について,典型的な事例を地図や空中写真から読み取ることができる 典型的な事例を地図や空中写真から読み取ることができない
B_B2-a [総合把握力]
事象間の関係を理解する
複数の事象の関係から,論理的に多様な予測ができる 複数の事象の関係から,論理的な予測ができる 複数の事象の関係が理解できる 複数の事象の関係がりかいできない
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 1授業概要の説明
2 2氷河の成り立ち
3 3世界の氷河分布
4 4極地の気温
5 5氷河が融けると海面はどうなるか?
6 6気候変化と氷河変動
7 7海面変化とフィヨルド,リアス海岸
8 8海面変化と海成段丘
9 9海面変化とサンゴ礁
10 10地球温暖化によってサンゴ礁の島はどうなるか?
11 11ハザードマップと避難所
12 12山麓の地形と扇状地
13 13河口の地形と三角州
14 14河成段丘の形成過程
15 15大雨の時に避難指示が出されたらどうしたらよいか?

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-d
[資料の理解]
B_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
小テスト
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)