文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 地理学専攻3年生以上の受講を推奨
対象学部等:
地理学講義 IIIA
Geography (Lecture III)A
講義題目  人間と自然の関係をめぐる学問的潮流(人新世における自然とのつきあい方を考えるII)
准教授 伊藤 千尋
科目ナンバリングコード: LET-HUM2743J
講義コード:
2024 秋クォータ
毎週 火曜2限
伊都イーストゾーン E112 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2024/3/26 (12:35)
授業の概要 本講義では、近年の地理学およびその隣接分野における人間ー自然関係に関する議論を整理し、その理論的潮流を理解することを目的とする。
地理学講義II(前期)は実証編、地理学講義III(後期)は理論編であり、理論編では文献の読解と議論を中心として授業を進める。

(This course provides an in-depth examination of recent debates on the relationship between "human" and "nature" in geography and its adjacent fields, and to understand the theoretical trends in this field.
Geography Lecture II (first semester) is the empirical part and Geography Lecture III (second semester) is the theoretical part. In the theoretical part, students are expected to participate actively in the lectures, which are centered on reading and discussion of related literature.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_A-1 [主体的な学び]
「人間」・「社会」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深め、学生自ら設定したテーマで論文を作成できる。
情報を批判的に吟味し、課題を見出し、独創的な興味・関心に繋げていくことができる。 情報を一定程度批判的に吟味し、課題を見出し、自らの興味・関心に繋げていくことができる。 情報をある程度批判的に吟味し、自らの興味・関心に繋げていくことができる。 情報を批判的に吟味し、自らの興味・関心に繋げていくことができていない。
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法、研究手法を獲得し、知識を有機的に総合し、論文を作成することができる。
人間ー自然関係をめぐる地理学および関連分野の動向について正確に理解し、地理学の立ち位置について独自の見解を述べることができる。 人間ー自然関係をめぐる地理学および関連分野の動向について正確に理解できている。 人間ー自然関係をめぐる地理学および関連分野の動向について一定程度理解できている。 人間ー自然関係をめぐる地理学および関連分野の動向について理解できていない。
U_C-1-1 [文献分析力]
それぞれの専門分野の基本文献を正確に解釈、分析することができる。
関連文献の内容について、地理学的に的確で優れた捉え方が十分にできている。 関連文献の内容について、地理学的に的確な捉え方ができている。 関連文献の内容について、地理学的にある程度の的確な捉え方ができている。 関連文献の内容について、地理学的な捉え方がほとんどできていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 事前に学修した基礎的な知識を基に,特定の題材や問題を取り上げて,さらに知識等を深めていく形態です。講義とは異なり,学生が主体的に考える学修姿勢が求められます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : スライド資料(電子媒体)
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 環境決定論と環境可能論;開発と保全;人新世;自然と人間の一元論的見方;生態系サービス;自然災害、などに関連した文献を全員で読解・議論しながら、人間ー自然関係の捉え方の多様性や変容を理解する。
3 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
U_A-1
[主体的な学び]
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
U_C-1-1
[文献分析力]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度 70%
レポート 30%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)