文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
地誌学講義 I
Regional Geography (Lecture I)
講義題目  日本地誌学
久留米大学文学部 講師 崎田 誠志郎
科目ナンバリングコード: LET-HUM2747J
講義コード:
2024 前期
毎週 月曜5限
伊都イーストゾーン A117 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2024/2/27 (16:49)
授業の概要 地誌学は地域の総合的理解を目指す学問である。この講義では、地誌学の基本的な考え方やアプローチを学ぶとともに、日本国内の多様な地域の地誌を読み解きながら、そこにあらわれた自然・文化・社会・経済等の諸要素と地域との関係について理解することを目指す。これらを通じて、地域の多様性を論理的に理解し説明する力や、身近な地域の魅力・問題を地誌的な視点から考える力を身に付けることを目標とする。

(This lecture aims to comprehend the regional diversity in Japan by providing various cases of landscapes and human-environment interactions in different areas. Students will also learn the basic perspectives and approaches of regional geography.)
キーワード : 地誌、環境、地域
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 地域調査士認定科目
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-2 [専門分野の知識と理解]
それぞれの専門分野の諸領域のそれぞれの基礎知識、その領域に固有の問題設定や研究手法を身につけ、それらを説明できる。
講義の内容を理解し、地誌学の視点と自らの問題意識を結び付けて地域の人間―環境関係を読み解き、それらを講義で扱った多様な地誌と関連付けて説明できる。 講義の内容を理解し、地誌学の視点と自らの問題意識を結び付けて、地域の人間―環境関係を読み解くためのアプローチを説明できる。 講義の内容をある程度理解し、地誌学の視点に基づいて、講義で扱った事例にみられる地域の人間―環境関係を説明できる。 講義の内容を部分的に理解し、講義で扱った事例にみられる地域の人間―環境関係に関心を持っている。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 原則として教員の講義を中心に進めます。後半には一部グループワークも予定していますが、受講者数に応じて内容は変更となる場合があります。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : スライド資料(電子媒体)
参考書 :
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション:地誌学とは何か シラバスの熟読、復習
2 地誌学の視点と方法 予習復習
3 身近な地域とその変化の地誌 予習復習
4 人口減少時代における地誌の意義 予習復習
5 フィールドで出会う地誌の断片 予習復習
6 「漁村」理解の多様性(1):地図でみる日本の漁業 予習復習
7 「漁村」理解の多様性(2):沿岸漁村のいま 予習復習
8 「漁村」理解の多様性(3):世界とつながる漁村 予習復習
9 地域と人間:風土論について 予習復習
10 山村の地誌をひもとく(1):生業複合 予習復習
11 山村の地誌をひもとく(2):限界集落の今昔 予習復習
12 都市の地誌をひもとく(1):大都市の動態地誌 予習復習
13 都市の地誌をひもとく(2):批判的視点 予習復習、グループワーク準備
14 地誌を紡ぐ(1):個人の語りと地域 グループワーク 予習復習、グループワーク準備
15 地誌を紡ぐ(2):地誌の実践 グループワーク 予習復習、グループワーク振り返り

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-2
[専門分野の知識と理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 60%
授業への貢献度 20%、後半のグループワークへの参加度
授業への貢献度 20%、授業後のコメントシートの内容

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 相談は原則メールもしくは授業時に受け付けます。連絡先は授業中に指示します。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)