文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 地理学分野の3年生
対象学部等: 地理学分野の3年生
地理学演習 IV
Geography (Seminar IV)
講義題目  地理学研究法
教授 高木 彰彦
科目ナンバリングコード: LET-HUM2754J
講義コード: 17051606
2017 後期
毎週 月曜2限
箱崎 地理演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2017/3/12 (19:45)
授業の概要 この演習では,卒業論文を作成するための準備を行う。おもに,各自が関心のある分野の実証的な研究を紹介することで,その分野の先行研究について理解を深める。適当な論文がある場合には,その分野に関する展望論文の紹介を行い,研究の傾向と方法についても学ぶ。毎回,1〜2名の発表者が上述のような報告を行い,参加者はその報告について議論することで,研究への取り組み方への理解を深める。

(In this seminar, third-year students will develop their knowledge and advanced reading skills in geography in order to establish thier own research topics. Students need to read three academic articles and one volume book on human geography for their presentations.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 地理学で卒業論文を作成する予定の3年生は受講すること。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-b [専門文献の解釈]
地理学分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。
地理学および関連分野における基本文献を十分に理解し,さらに広く積極的に文献を収集している。 地理学における基本文献を十分に理解している。 地理学における必要不可欠な文献のレビューがある程度できる。 地理学における必要不可欠な文献でさえレビューが行き届いていない。
B_B1-d [専門的研究手法]
地理学分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
地理学および関連分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付け、新たな手法を付け加えている。 地理学および関連分野に固有の問題設定や研究手法を、自らの論文に即して正しく身に付けている。 地理学および関連分野に固有の問題設定や研究手法を身に付けることができている。 地理学および関連分野に固有の問題設定や研究手法を身に付けることができていない。
B_B1-g [論理的思考能力]
文献などの収集能力およびフィールドや実験などの研究能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力を身につける。
文献の収集能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力が十分に身についている。 文献の収集能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力がかなり身についている。 文献の収集能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力がある程度は身についている。 文献の収集能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力が身についていない。
B_B2-e [コミュニケーション能力]
学問的な討論の場を通して、自分の意見を精確かつ明確に表現する能力と他者の意見を理解するコミュニケーション能力を養う。
自らの意見を的確に伝えることができるとともに、他者の意見を聞き、必要に応じて自らの意見を修正することができる。 自らの意見を的確に伝えることができるとともに、他者の意見もきちんと聞くことができる。 自らの意見を伝えることができるとともに、他者の意見も聞くことができる。 他者の意見を十分に把握できず、自らの主張も十分に伝える
ことができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 用いない
参考書 : 野間晴雄ほか(2012)『ジオ・パルNEO−地理学・地域調査便利帖』海青社
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション、履修学生の報告スケジュールの決定 演習
2 以下の授業では、毎回レポーターの学生が各自で論文を選択し,レジュメを作成して内容を紹介するとともに,評価を行う。他の学生は,その報告内容に関してコメントや質問を行い,論文の内容について理解を深める。1人あたり最低2回の報告を予定している。 演習
3 同上 演習
4 同上 演習
5 同上 演習
6 同上 演習
7 同上 演習
8 同上 演習
9 同上 演習
10 同上 演習
11 同上 演習
12 同上 演習
13 同上 演習
14 同上 演習
15 授業のまとめを行う。履修学生は、授業での発表を踏まえた上で、卒論テーマに関する先行研究とそれに対する評価についてレポートを提出する。 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B1-g
[論理的思考能力]
B_B2-e
[コミュニケーション能力]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時

授業以外での学習に当たって : 論文の精読とレジュメの作成

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)