文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
地理学講義 X
Geography (Lecture X)
講義題目  企業城下町の研究史と日本・欧米におけるその実態
准教授 外枦保 大介
科目ナンバリングコード: LET-HUM3744J
講義コード:
2023 後期
毎週 月曜5限
伊都イーストゾーン B101 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2023/3/13 (15:07)
授業の概要 単一あるいは少数の大企業が立地し、地域に圧倒的な影響力を及ぼす地域を企業城下町と呼びます。地理学や地域社会学、地方財政学、都市計画など様々な学問領域で研究対象とされてきた企業城下町の研究史を紐解くとともに、日本・欧米において企業城下町の実態を説明しながら、都市や産業地域の分析手法について再考します。

(This course introduces the research history and case studies of company towns in Japan, Europe, and the United States.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。
講義の知識に加えて、専門的な文献に当たるなどして、研究アプローチを、批判的視点から理解し十分に説明できる。 講義の知識に基づいて、研究アプローチを理解し説明できる。 講義の知識に基づいて、研究アプローチをある程度理解している。 講義の知識に基づいて、研究アプローチを多少理解している。
B_A-e [現代世界の理解]
現代世界における様々な人文現象や社会問題を、批判的視点から理解し説明できる。
講義の知識に加えて、専門的な文献に当たるなどして、企業城下町を、批判的視点から理解し十分に説明できる。 講義の知識に基づいて、企業城下町を理解し説明できる。 講義の知識に基づいて、企業城下町をある程度理解している。 講義の知識に基づいて、企業城下町を多少理解している。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説(又は板書)を主とした形態であり,時折,学生との問答を通じて,関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 板書、Moodleを用いた資料配布
参考書 : 外枦保大介(2018)『進化する企業城下町―進化経済地理学からのアプローチ』古今書院
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 企業城下町の概要
3 日本の企業城下町−産業集積
4 日本の企業城下町−企業文化
5 日本の企業城下町−地方政治
6 日本の企業城下町−主体間関係
7 日本の企業城下町−産業転換と政策
8 企業城下町の変遷
9 欧米における工場町の形成
10 欧米におけるCompany Town
11 欧米の企業城下町−パターナリズム
12 欧米の企業城下町−国際関係
13 欧米の企業城下町−多国籍企業
14 欧米の企業城下町−都市移転
15 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_A-e
[現代世界の理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 60%
講義コメントの送信 40%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)