九州大学言語学・応用言語学研究室
言語学研究室では、ヒトが言葉を理解する仕組みを解明するために、参加者を募って行動実験や脳波実験・電気刺激実験を行っています。「九大 言語 実験」で検索!
実験に参加してくださる方々には謝礼(時給約1,000円)をお支払いしております。実験参加を希望される方は実験参加者プール応募フォームへの登録をお願いいたします。参加者の募集時にメールで連絡いたします。
コロナウイルス感染症対策のため、新たに【感染対策について】を右側に記載しています。実験の参加を検討される方は必ずご確認ください。
実験参加者の募集
- 【内容】
- モニターに表示される語を読み、問題に答えてもらう実験です。微弱な電気刺激で脳活動を活性化させ、その前後の脳波を計測します。
- 【対象者】
- 以下の条件をすべて満たす方
- 今年度5~8月の脳波実験に参加していない方
- 日本語母語話者
- 九州大学の所属であること
- 右利きであること(矯正で右利きのひとは対象外)
- 言語障がいや精神障がいの診断歴がないこと
- 視力/聴力が正常値内であること(メガネ・コンタクト・補聴器を付けていても可)
- 「実験参加者プール応募フォーム」に登録済みであること
- 直近2週間に海外渡航歴がないこと
- 直近2週間に海外渡航者との接触がないこと
- 直近2週間にコロナウイルス感染者との接触がないこと
- 65歳以上やCOVID-19の重大な合併症を伴う健康状況(高血圧、糖尿病、心疾患、呼吸器疾患)に該当しないこと
- 実験参加時の体温測定、手指のアルコール消毒、マスクの着用に協力できること
- 実験終了後の体調確認メールへの当日中の返信に協力できること
- 【所要時間】
- 約2時間~3時間
- 【謝金】
- 2,000円~3,000円(時給約1,000円 翌月以降口座振込)
- (所要時間によっては,金額が変更される場合もあります)
- 【場所】
- 伊都キャンパス イースト棟1号館6階E-B-632号室
- 【応募方法】
- 実験応募フォームからご応募下さい。(応募者が多い場合、募集が締め切られている場合があります)
- 【期間】
- 10/30まで。11月に追加募集を行います。
参加可能な方には、実験担当者から後日、個別に日程のご連絡を致します。
応募した方全員には実験参加をお願いできない場合があります。日程の調整ができない場合,参加をお断りすることもあります。ご了承ください。
時間は大体の目安であり、一時間程度前後した時間での実施をお願いする場合があります。
【注意】必ずこのページ右側の【脳波実験・電気刺激実験について】及び【脳波実験の参加における注意点】を読んだ上で,参加申し込みをして下さい。また、コロナウイルス感染症対策については【感染対策について】をお読みください。
コロナウイルスの感染拡大に伴い、九州大学の活動制限が引き上げられた場合等は、日程確定後でも実験を中止いたします。
実験後の体調確認のため、実験後3日後と一週間後に体調確認のメールをお送りします。必ず返信してください。
実験の概要
- 【感染対策について】
- コロナウイルス感染症対策のため通常の実験手順に加え、以下の項目を実施します。
- 実験の際、実験者と参加者双方の感染リスクを最大限減らすために、マスク・白衣等及び実験器具の消毒等を行います。
- また上記とは別個に、研究室独自の実験プロトコルを策定しそれに従って実験を行います。(概要は以下に記載)
- 実験前は、閉鎖環境が保たれないように、実験室を十分な換気を行います。
- 実験参加者は、直近二週間で海外渡航歴や海外渡航者との接触が無いことや屋内で多人数が集まるイベントに参加していないこと、発熱など体調不良がないことが同意書で確認できた場合、実験参加を認められます。
- 実験担当者は、直近二週間で海外渡航歴や海外渡航者との接触が無いことや屋内で多人数が集まるイベントに参加していないこと、発熱など体調不良がない人物が担当します。
- 実験直前は、実験室のドアノブや同意書のサイン用の筆記具など不特定多数が触る可能性があるものを全て消毒します。
- 実験参加者は、実験室に到着した際に趣旨の消毒及び体温計測と入退室時間の記録を行い、実験中は白衣と使い捨てマスクの着用を義務付けます。
- 実験担当者は、実験中は白衣・使い捨てマスク等を装着して実験を行います。
- 実験参加者は、実験後に手指の消毒を行い、さらに実験後に発熱があった場合の連絡先の確認と退室時間の記録を行います。
- 一日に複数回実験を行う場合、一時間以上の間隔を空け、実験室の換気及び実験機器等の消毒を十分に行います。
- 実験参加にあたり、日常生活の範囲を超えるCOVID-19の感染リスクはありません。
- 【脳波実験・電気刺激実験について】
- 脳波実験は、学術的な目的で行われます。実験中、偶発的に異常な脳波が認められた場合であっても、実験者はいかなる診断も行いません。
- 脳波実験は、E-B-632号室内の専用の実験室でおこなわれ、頭のサイズの計測後キャップを被り脳波計の電極を取り付けてから行います。
- 脳波実験で用いる脳波計は、安全性が確認されており非侵襲的です。脳波計は日常的に生じる微弱な脳波の記録のみを行い、脳波計から刺激を与えることはありません。
- 電気刺激実験は、E-B-631/632号室内の専用の実験室でおこなわれ、頭のサイズの計測後、電気刺激用の電極を取り付けてから行います。
- 電気刺激実験で用いる機器は、脳神経疾患の治療など医療分野で広く利用されており非侵襲的で安全なものを使用します。電気刺激実験は刺激用の電極を取り付けてから行い安全性が確認されている微弱な電気刺激 (1 mA程度) で行います。
- 実験で得られた成果は学会や論文で発表することがありますが、その際、個人情報を公開することはありません。また、本実験で得た個人情報は、外部に漏洩しないように厳密に管理され、再実験の必要が生じたときの連絡以外の目的には使用されません。
- 実験への協力は、参加者の意志によって行われます。実験中であっても、中断したい場合や、自分の実験結果を使用されたくないと思った場合は、その意思が尊重されます。その場合、実験参加が何らかの不利益を被ることはありません。
- 脳波・電気刺激実験は、九州大学大学院人文科学研究院言語学研究室の倫理委員会の承認を得て行われます。万一、実験参加者が不利益を被った場合、倫理委員会に対して申し立てを行うことができます。
- 実験参加者が、実験に対して非協力的なため実験の継続が困難になった場合、実験者が実験を中止することがあります。
- 同じ内容の実験への参加は、一人につき一回までです。また、実験は1人ずつ行いますので、複数人が同じ時間帯で参加することはありません。
- 応募後発熱等体調不良があった場合は、すぐに担当者に連絡をしてください。
- 【脳波実験・電気刺激実験の参加における注意点】
- 下記の注意点及び担当者の指示に従わない場合、参加を途中でお断りすることがあります。あらかじめご了承下さい
- 実験前日は早めに就寝し、よく睡眠をとるように気をつけて下さい。
- 実験の前日または当日に必ずシャンプーをして下さい。(頭皮上の汚れが多い場合、実験を中止することがあります)。
- 実験当日は、あまり汗をかきすぎないように気をつけて下さい。
- 脳波実験に際して頭皮及び頬に電極を装着します。そのために表面の皮脂や膜を落とし皮膚を露出させる必要がありますので、リンスでの洗髪及び、日焼け止め、化粧、保湿クリームなど頬に塗る薬品の使用はできるだけしないようにお願いいたします。
- 脳波実験の際は、ペーストを使って頭皮上に電極を貼り付けますが、ペーストは実験後に実験室のシンクで落とすことができます(シャンプー・リンス・タオル・ドライヤーなどは実験室に備え付けられており、洗髪中はカーテンで隠すことができます)
- 脳波実験では頭皮のほか、おでこと頬、耳にも電極をつけます。実験前にその部位だけ化粧を落とす必要があります。
- 実験中、まばたきをできるだけ控えて頂くため,ドライアイの方はメガネで参加することをお勧めします。
- シュシュやヘアゴム・整髪料(ワックス・ジェルなど)は付けないようにお願いします。ピアスをつけている場合は実験の際外して頂きます。
- 実験の準備が始まると、実験が終わるまで実験室から出ることができません。実験室に来る前に必ずトイレに行っておいてください。
- 実験室内にスマホ・時計等の電子機器を持ち込むことはできません。
- 実験当日は、謝礼の振り込みのため学生証と通帳など口座情報が確認できるものを必ず持ってきて下さい。
- 【実験参加者プールについて】
- 言語学研究室では、ひとが言葉を理解する仕組みを解明するために、行動実験や脳波実験・電気刺激実験を行っています。
- この実験には、多数のボランティアの方の協力が不可欠です。できるだけ多くの参加者の方を集めるために、実験参加者プール(メーリングリスト)による募集を行っています。
- 実験参加者には、参加時間に応じて謝礼が支払われます。メールを受け取りたい方は、以下の注意事項をご覧の上、実験参加者プール応募フォームからお申し込み下さい。
「実験参加者プール」に登録しても、実験へ参加する義務は生じません。今後配信される案内メールを読み、その都度、参加するかどうかを決めることができます。実験の内容(特に脳波実験)によって応募条件が異なります(年齢・利き手など)。
実験の案内は不定期に行われます。実験担当者およびスケジュールもその都度異なります。
登録する個人情報は、実験関連のメールをお送りする目的以外には使用しません。