文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
地理学講義 VIB
Geography (Lecture VI)B
講義題目  社会地理学からみた近・現代世界
教授 遠城 明雄
科目ナンバリングコード: LET-HUM2746J
講義コード:
2024 冬クォータ
毎週 木曜2限
伊都イーストゾーン E109(140) 教室
M/J科目 (日本語, French)
更新情報 : 2024/3/8 (13:52)
授業の概要  この授業では、「社会地理学」と呼ばれる研究分野が何を考え、議論してきたのか、を考えてみたいと思います。社会地理学とは大雑把に言えば、「社会」と「空間」、「場所」、「自然」との関係という視点から、さまざまな社会現象や社会問題を分析する研究分野と言えます。特に20世紀前半以降の社会地理学研究を対象として、どのような視点から社会が分析、理解されてきたのか、を検討していく予定です。

( This course provides an overview of basic perspectives and concepts of social geography since the nineteenth century. Attention will be paid to the relationships between the social and the spatial,and ths spatial dimension of societies. )
キーワード : 社会、地域、政治
履修条件 : 特になし
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 AとBを連続して受講することを勧める。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
U_B-1 [人文学の広範な知識と理解]
人文学全般の多様な専門分野の基礎知識を身につけ、人文学固有の思考や方法を説明できる。
社会地理学の基本的視点や概念を用いて、近現代世界の形成過程や諸問題を批判的に分析することができる。 社会地理学の基本的視点や概念を用いて、近現代世界の諸問題を批判的に指摘することができる。 社会地理学の基本的視点や概念を用いて、近現代世界の諸問題を理解することができる。 社会地理学の基本的視点を用いて、近現代世界の諸問題を理解することができる。
U_B-3d [人間科学コース固有の課題]
「人間」・「社会」に対する自覚的かつ反省的な関わりを通じて、人間存在への理解を深め、学生自ら設定したテーマで論文を作成できる。
社会地理学の基本的視点や概念の展開について、その社会的背景を踏まえて、批判的に評価することができる。 社会地理学の基本的視点や概念の展開について、批判的に評価することができる。 社会地理学の基本的視点や概念の展開について理解することができる。 社会地理学の基本的視点について理解することができる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義 授業担当教員による解説を主とした形態であり、学生との質疑応答を通じて、関連の知識を深めていきます。
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 配付資料と板書
参考書 : 授業中に紹介します。
授業資料 : プリントを配付します。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 近代地理学の成立
3 20世紀前半の地域研究のパラダイム
4 第2次世界大戦後の動向
5 1970年代以降の展開:社会的不平等と空間的不均等
6 2000年代以降の諸問題

成績評価
観点→
成績評価方法
U_B-1
[人文学の広範な知識と理解]
U_B-3d
[人間科学コース固有の課題]
備考(欠格条件、割合等)
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : レポートを複数回提出してもらう予定です。
学習相談 学習相談 : 適宜、受け付けます。

授業以外での学習に当たって : 授業で取り上げた関連文献などに目を通すこと。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)